蘇る!サイバトロン最強の総司令官!
今回の玩具レビューはTAKARATOMY トランスフォーマーシリーズより「ミッシングリンク C-01 コンボイ」です。発売日は2024年2月。
「コンボイ」は1984年にアメリカで放送されたロボットアニメ『THE TRANSFORMERS』に登場するキャラクターです。日本では1985年に『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』として放送されました。「コンボイ」の名称はあくまで日本国内での呼称で、世界的には「Optimus Prime(オプティマス プライム)」と呼ばれています。
「コンボイ」のキャラクター概要に関しては、過去に公開済みである「玩具レビュー MAS-01 Optimus Prime」の記事にてご紹介していますので、そちらを参考にして頂けると嬉しく思います。
「玩具レビュー MAS-01 Optimus Prime」の記事はこちら。
今回の玩具は新ブランド、「ミッシングリンクシリーズ」の第1弾に当たる玩具となります。「あの時代に存在したかもしれない仮想復刻」をテーマとしており、80年代当時のデザインを踏襲しつつ各部をブラッシュアップ。パッケージ、付属品に至るまで徹底的な当時風オマージュが行われているのが玩具の特徴となります。当時玩具再現版、アニメ再現版(コンテナ無し)の2種類が同時にリリースされましたが、今回は当時玩具再現版のレビューを行います。
パッケージ
パッケージレイアウトはフロントイラストこそ異なるものの、まさに初代コンボイのパッケージ。裏面には懐かしのシークレットテックスペックも記載。パッケージに使用されている紙質にまでこだわった仕様です。
パッケージを開けると中は発泡スチロール製の梱包材が!最近は見なくなりましたね。これだけでもノスタルジックさを感じます。
組み立て
遊ぶ前に一部組み立てが必要です。ローラーの車輪と司令部ユニットのミサイルを取り付けます。また、お好みでシールの貼り付けも行います。私はキャブトレーラーのイエロー部分のみ使用しました。
ビークルモード 全体図
ビークルモードは見慣れたキャブトレーラー。変形機構が一部見直された為、各部のデザインもブラッシュアップされています。特に当時版は差し替え式だった拳部分が変形で再現出来るようになったので、ライトがしっかり造形されているのが嬉しいですね。
付属品
付属品はコンテナ、ローラー、マトリクス、レーザーライフル、エナジーアックス、エネルギー補給パイプ、キャラクターカード、特別冊子、シークレットフィルム。
カードではコンボイのキャラクター概要を確認できます。
そして玩具本体に絡まない付属品なのでここでご紹介。
シークレットフィルムはパッケージ裏面に重ねる事でテックスペックを確認できます。
エ「今の玩具じゃまず無い遊び心ですね!」
ビークルモード 各部アップ
デザインラインはまさに初代コンボイそのもの。窓はクリアパーツ。各部のメッキも美しい仕上がりです。また、タイヤはゴム製となっておりコロ走行遊びが出来ます。
シークレットエンブレム
キャブ天面にはシークレットエンブレムが有り、温める事で所属勢力を確認できます。
コンボイはもちろんサイバトロンです!
マトリクスチャンバー
マトリクスチャンバーにはリーダーの証、マトリクスを格納可能。
また、マトリクスチャンバーは取り外しが可能。取り外すと中には座席が有り、ダイアクロントイ時代を再現したものとなっています。
ローラー
同スケールのローラーも美しい仕上がり。6輪のタイヤは自分で組み立てる必要があるものの、全て回転しコロ走行遊びが出来ます。
ローラーにはレーザーライフル、エネルギー補給パイプを装備可能。
また、パネルを回転させる事でランプを出すことも出来ます。
コンテナ
コンテナはビークルモードのコンボイに接続可能。
コンテナ内部にはローラーを格納する事が出来ます。ローラーを内部で固定するようなジョイントはありません。
展開する事で基地モード、整備ドックモードに変形が可能。
内部ジョイントにはレーザーライフル、エネルギー補給パイプをマウント可能。
スペシャル高射砲
司令部ユニットはトレーラーから分離可能。スペシャル高射砲モードに出来ます。
司令部ユニットのキャノピーは開閉可能。別シリーズとなりますが現行フォーマットのダイアクロン隊員を乗せることが出来ます。
また、スイッチを押す事でスプリングギミックが発動。ミサイルが勢いよく発射されます。
移動攻撃体制
司令部ユニットはコンテナ外に出しておくことが可能。移動攻撃体制を取らせることが出来ます。
ロボットモード 全身図
変形ステップ数は10。基本設計は当時玩具を踏襲しているので変形自体は簡単です。
トップヘビーでやや腕が長めな当時玩具の独特なプロポーションが再現されています。
バストアップ
これぞG1!という馴染み深い頭部。瞳やトサカ部分などは塗装で再現されています。鼻に当たる部分が塗られていないのも当時玩具通りです。
ロボットモード 各部アップ
特筆すべき点としては、当時玩具ではシール再現だった前腕や膝、サイバトロンエンブレム、つま先のメカディテール部分が造形と塗装にバージョンアップされています。目立つ太もも部分がメッキ仕様なのも当時玩具を思わせる仕様ですね。
レーザーライフル、エナジーアックス
手持ち武器であるレーザーライフル、エナジーアックスは両手に持たせることが出来ます。
指は可動式になっていますが握ると丸軸になるのでしっかり保持が可能です。
3mmジョイント
腰部には3mmジョイントが設けられており、市販の対応スタンドを使用する事が出来ます。
大きさ比較
いつもの1/12ドールと比較するとこのような感じ。サイズは比較的コンパクトとなっていますが、これも当時玩具のサイズを再現したためです。
可動
可動に関しては肘、股関節、膝位しか動かせなかった当時玩具とは比較にならない程強化されており、首、肩、腹部、腰、肘、手首、指、股関節、膝、足首、つま先を可動させる事が出来ます。可動範囲も広く設けられており、かなり自由度の高いポージングを楽しめます。
以下、写真を何枚か。
サイバトロン、現場に急行せよ!
頼むぞ、ローラー!
トランスフォーム!うおぉぉぉっ!
デストロン軍団め、覚悟しろ!
≪エネルギー補給中…≫
一斉攻撃だ!
リーダーの証、マトリクスよ。我らに英知の力を!
私にいい考えがある。
以上、TAKARATOMY トランスフォーマーシリーズより「ミッシングリンク C-01 コンボイ」のレビューでした。
何と言いますか…感動し過ぎて語彙力を失うというのはこういう事なんだなと実感してしまう玩具でした。こだわりにこだわりまくった当時玩具の再現、オマージュの数々には脱帽の一言。シンプルながらも突き詰められた見事な変形ギミックや広い可動範囲、そしてコンボイならではのコンテナとの連携ギミック等、トランスフォーマー玩具の魅力がこれでもかと詰め込まれています。これは間違いなく新時代のフラッグシップアイテムであり、トランスフォーマー40周年に相応しい傑作玩具です!
決して安い玩具ではありませんが、トランスフォーマーに少しでも思い入れがあるのであればキャブのみであるアニメ版だけでも購入して触れて頂きたいです。超お勧め!
今回のコンボイはパッケージを含めて1つの玩具なので…
遊ばない時はパッケージに戻しておくのが正解かなと思います。
それにしても…何とも言えないノスタルジックさですね(^^♪
エ「ごにぎりはTF玩具のパッケージは限定品以外捨てちゃう派なので、これはとても珍しい事なんです。」
まさかパッケージの紙質や梱包材にまでこだわってくるとは思いませんでした(^^;
この玩具を担当された方は間違いなく変態(誉め言葉)ですよ。
トランスフォーマーはレビューできていない玩具が本当にたくさんあるので、2024年は積極的にご紹介できればと考えています。
それでは、次回の『金のおにぎり玩具箱』もよろしくお願い致します( ̄^ ̄)ゞ
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コメント
コメントがありません。
今晩は~。
ミッシングリンクコンボイ、ご購入おめでとう御座います。
私もその内入手出来たらなぁ、と思っているアイテムです。
先日別のブロ友さんの記事でも拝見したのですが、ローラーのランプや、運転席の脱着可能なマトリクスチャンバー、コンテナのギミックなどはごにぎりさんの記事で初めて知りました。
特にコンテナはギミックを知らななかったので、「こっちの方は当時品の流用なのかな……?」とか思ってました(笑)。
アニメカラーな本体だけのもいいかなぁと思っていたのですが、やっぱりコンテナがあるのとないのでは、楽しみ方もかなり変わって来そうですねぇ。
最後の旧パッケージ再現ポーズはときめきます。(^_^)
お値段がちょっとネックかなぁと思っていますが、今からでも探してみようかなぁ……(その前にレガシーやらアーツやらの出費がかなりかさんでますが・苦笑)。
ではでは。
アカサカ様、いつもコメントありがとうございます(^^♪
待ちに待ったミッシングリンクコンボイ、無事に到着しました。
前情報は公式動画などで得ていましたが、実際に触れると何とも言えない感動が得られる玩具です(^^♪
最新技術でブラッシュアップしつつも懐かしさを感じさせるデザインは流石の一言。パッケージ関係もあそこまでこだわるとは驚きでした。
ご予算の問題もあるかとは思いますが、是非触れて頂きたい玩具です。私の記事が少しでも参考になればありがたいです(^^)