今こそ全員の力、合わせる時だ!
今回の玩具レビューは前回に引き続き、GOOD SMILE COMPANY 「超合体超人 DXフルパワーグリッドマン」です。
今回の記事は後編に当たりますので、前編の記事も併せて読んで頂けると嬉しく思います。
前編の記事はこちら。
作品概要などは前回ご紹介しているので、今回は早速レビューに入ります。
フルパワーグリッドマン 合体準備
各アシストウェポンは単体の合体状態と同じく、それぞれ分解しフルパワー用に変形させます。
キャリバーは頭身部分と装飾パーツを分解。ヴィッターは上部グレー部分を引き延ばし延長、つま先を倒します。ボラーは中央の赤い部分のジョイントを引き出します。マックスは大きく変更はありません。
超合体超人フルパワーグリッドマン 全身図
4機のアシストウェポンがグリッドマンを包み込むように合体し、超合体超人フルパワーグリッドマンが誕生します。
出撃時はジャンクの負担が大きいため、処理落ち対策に各アシストウェポンはスケールを縮小して出撃する必要があります。
「ツインドリルブレイク」「ブレストスパーク」といった多彩な武装を備えており、その戦闘力は圧倒的です。必殺技はグリッドマンキャリバーにエネルギーを充填して一刀両断にする「グリッドフルパワーフィニッシュ」。
各アシストウェポンの基本的な取り付け方は単体の合体形態と基本的に同じ。キャリバーの装飾を開いて胸に。頭部は角を立てます。各アシストウェポン同士もジョイントで噛み合うため、合体状態も十分保持できます。このゴテっとした重量感のあるフォルムが往年のグレート合体を彷彿とさせます。
超合体超人フルパワーグリッドマン バストアップ
頭部デザインは「武装合体超人バスターグリッドマン」と共通ですが、大きな角を立てる為全体としてのシルエットは変更されています。
超合体超人フルパワーグリッドマン 各部アップ
アップで見ても素体のグリッドマンがほとんど見えないくらい全身にアーマーが装備されています。造形は劇中のフルパワーグリッドマンそのものといった感じで、非常に再現度が高いです。
超合体超人フルパワーグリッドマン 大きさ比較
いつもの1/12ドールと比較するとこのような感じ。素体のグリッドマンはほぼ1/12エリスと同じだったのですが、全合体を果たしたこの姿では圧倒的にフルパワーグリッドマンの方が巨大です。
超合体超人フルパワーグリッドマン 可動
可動に関しては、素体のグリッドマンの可動ポイントで動かすことが出来る…のですが、さすがにあちこち干渉するのでポーズを付けて楽しむといった遊びはほぼ出来ないです。この玩具は合体を楽しむ玩具なのでこれで良いと思います。
パワードゼノン 合体準備
フルパワーグリッドマンの時点で全合体を果たしていますが、アシストウェポンにはもう1つの形態が存在します。
合体をさせるためにはバトルトラクトマックスとバスターボラーの一部パーツを交換します。
バトルトラクトマックスは後部のシャッター部分。バスターボラーはドリル部分を非展開のパーツに交換します。
バトルトラクトマックスのシャッター交換は必須ですが、バスターボラーのドリル部分は交換しなくても合体をする事は出来ます。塗装剥げの危険性はかなり高いですが。
パーツ交換をしたら各アシストウェポンを上記写真のように分離して合体準備完了です。
合体戦神パワードゼノン 全身図
バスターボラーを中心にバトルトラクトマックスを足に、スカイヴィッターを腕と背中に合体させ合体戦神パワードゼノンが完成します。
グリッドマンが出撃出来ない状況下で、アシストウェポンのみで戦闘するための形態として登場しています。機動力は低いですが名前の通りパワーは折り紙付き。強力なアッパーを放つ「パワードブレイカー」や、パワードアックスを用いた「ジャンボセイバースラッシュ」といった必殺技を持ちます。
旧タカラの勇者玩具を彷彿とさせるデザインが非常に好みです。フルパワーとは腕と足を構成するアシストウェポンが逆転しているのが面白いですね。
合体戦神パワードゼノン バストアップ
デザインを見てお気付きかと思いますが、フルパワー用のヘルメットが前後逆転して頭部を構成しています。
デザイン元になっている「電光超人グリッドマン」に登場する「合体電神ゴッドゼノン」準拠のコンボイ顔となっています
合体戦神パワードゼノン 各部アップ
肘、膝が存在しないデザインですが、実は劇中でも肘、膝関節が存在していないのでこれで正解です。
スタンドの使用について
専用の支柱パーツを使ってパワードゼノンの形態を安定させてディスプレイする事が出来ます。接続場所は独特で、背面に取り付けたヴィッターをいったん外し、胴体内に支柱を取り付けます。設計上、胴体内が空洞になるデザインなのでそういった点を改善する意味合いもあると思います。
合体戦神パワードゼノン 大きさ比較
いつもの1/12ドールと比較するとこのような感じ。フルパワーグリッドマンほどではありませんが、この形態でもかなり大きくて迫力があります。
合体戦神パワードゼノン 可動
各部アップの際にお話ししましたが、元々肘、膝が存在しないデザインの為可動面はほぼありません。腕も重量保持の為角モールドになっているので、そのままでは回すことが出来ません。腕を一度取り外して取り付けなおす事で腕を回すことが出来ます。
以下、写真を何枚か。
アクセスコード、グリッドマンキャリバー、バトルトラクトマックス、バスターボラー、スカイヴィッター!!
パワードアックス!ジャンボセイバー…スラッシュ!!
今こそ全員の力、合わせる時だ!
グリッド…フルパワー…フィニッシュ!!
以上、GOOD SMILE COMPANY 「超合体超人 DXフルパワーグリッドマン」後編記事でした。
前編の個別マシンでも十分過ぎるプレイバリューだったのですが、さらに全合体、マシン合体形態があり、それらのギミックを余す事なく再現したこの玩具、非常に満足できる内容でした。気になる点はフルパワー時のスカイグリッドマン用のヘルメットパーツの取り付けについて。ひっかけているだけで全く保持力が無く、良く持つ部分にあるためしょっちゅう外れます。DX玩具としての手触りを目指しているのであれば、ここはなぜこのような仕様にしたのか…詰めの甘さを感じます。とはいえ、全体の堅牢さは十分なのでガシガシと変形合体を繰り返しても遊びやすい玩具だと思います。パワードゼノン時に一部差し換えはありますが、見た目を気にせずギミック重視にするのであればそのままでも合体は楽しめるので、パワードゼノン用パーツのままにしておくのもありかと思います。
様々な形態が楽しめる「超合体超人 DXフルパワーグリッドマン」。我が家ではこのような形でディスプレイしています。フルパワーもカッコいいのですが、ロボ好きとしてはパワードゼノンが非常に気に入っていたりします(*´~`*)
「パワードゼノンさんの形態だと、スタンドも含めて余剰が少ないのも魅力です♪綺麗にまとまっていて場所を大きく取らないのもポイントです(((o(*゚▽゚*)o)))」
『SSSS.GRIDMAN』…青森でのリアルタイム放送はありませんでしたが、告知があった時から非常に注目していたタイトルでした。電光超人グリッドマンは直撃世代でかなり見ていて、以前「コレクター・ユイ」の記事を出した時に名前を出すほど私の心に残っていた作品です。今のネット社会でこそ、グリッドマンの設定が輝くと思っていたので、ここでのアニメ化は非常に嬉しかったです(* ´ ▽ ` *)所々にちりばめられた特撮やトランスフォーマーネタもファンとしては堪りませんp(*^-^*)q
「コレクター・ユイ」の記事はこちら。
そしてなんと!今現在、毎週日曜朝5:45分から青森でも『SSSS.GRIDMAN』の放送が開始されました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆青森でも地上波でグリッドマンが見れるなんて…感無量です!!
「『SSSS.GRIDMAN』はヒロインのお二人も可愛くて魅力の1つですよね(*≧∪≦)ちなみにごにぎりは六花ちゃんとアカネちゃん、どちらが好みですか??」
新庄アカネです(即答)。
「あ~…やっぱりお胸…」
いや、今回ばかりは違う。新庄アカネは…コンボイだからだ!!
「何を言っているのかさっぱり分かりませんよ!?あの美少女のどこがトラックに変形する司令官なんですか!!」
まぁその辺りは「新庄アカネ」関係のフィギュア等にブログで触れる事があればお話ししたいと思います。
それでは、次回の『金のおにぎり玩具箱』もよろしくお願い致します( ̄^ ̄)ゞ
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コメント
コメントがありません。
SSSS.GRIDMANは、円谷プロの特撮ドラマの電光超人グリッドマンを原作とする完全新作アニメーションなそうですけど、
特撮をアニメ化するという大胆な発想はとてもすてきですね。
青森では日曜早朝にプリキュアよりも全然早い時間帯にこうしたアニメが放映されているのですね。
東京MXの深夜アニメの充実はありがたいのですけど、あれは完全に最近の寝不足の原因になりつつありますからね~(汗)
健康という側面では早朝アニメのほうがいいのかもしれないので、それはそれでうらやましい話だと思います。
SSSS.GRIDMANの中ではアカネがお好みなのですね~
六花のちょっとだるそうな雰囲気もすてきですし、六花ママのさらに怪しいというか妖しい雰囲気もすてきですね。
それにしてもマシン合体というものは大変な迫力がありますし、好きな方にとってはたまらないものがありそうですね。
ごにぎり様こんばんは☆
SSSS.GRIDMAN、先ほど全話観終わりました。まさかのラスト、興奮しました!
ウルトラマンのようなヒーローものでありながら、トランスフォーマーやアクエリオンのような変形、合体機構を取り入れたメカデザイン、秀逸ですよね。
そして、物語は映画の『ダークシティ』のような世界観で奥が深いものになっていたりと、見ごたえたっぷりのアニメでした。
そして、このアイテムを購入しようか迷いに迷っているところに、ごにぎり様のレビューを拝見して、「これは買わねば!」と決意を新たにした次第です。
このグリッドマンが全高140mm、figmaから発売されるグリッドマンが全高160mmですから、小さくなったフルパワー仕様のグリッドマンとノーマルグリッドマンを並べて飾れそうですよね。
それにしてもプレイバリューが高いですよね。これで1万円台ですから、コスパ最強ですよね。
figmaのグリッドマンも楽しみです。
こんばんは。
前回の記事での各支援マシンとの合体では、グリッドマンの存在感も
光っていましたが、今回の「超合体超人フルパワーグリッドマン」は
一瞬どこにグリッドマンがいるのか探してしまったほどでした(笑)。
しかし戦隊モノの合体ロボを彷彿させる姿は圧巻の一言ですね。
ギミックも多数備わっていて、遊び心も満載だと思います。
グリッドマン自体は旧作を少し見ていただけで、リファインされた本作
は見ていなかったのですが、こちらでも再放送をやっているので、途中
からですが見てみたくなってきました。
ぬくぬく先生様、いつもコメントありがとうございます(^^♪
昨年放送されたアニメ版のグリッドマンは特撮描写に物凄く気を遣われていて、円谷特撮へのリスペクト精神のようなものを感じます。加えてアニメならではの演出も随所で用いられていて、特撮、ロボアニメファンの私にとっては堪らない作品でした(^^♪
早朝とはいえ、地上波でグリッドマンが放送されるというのは涙を誘うものでした。
六花は六花で可愛いし、素晴らしいヒロインなのですが、アカネには魂を惹かれるものがありまして、深く考えたところその理由はアカネ=コンボイという定義が立ってしまいました。
六花ママは独特の雰囲気があって登場すると印象が強いですね(^^♪
あき様、いつもコメントありがとうございます(^^♪
『SSSS.GRIDMAN』、タイムリーな視聴だったようで私としても嬉しいです(^^)
本編中には様々な特撮、TFネタが自然にちりばめられていて、分かる人にはわかるという。そういった匙加減が秀逸でした。
フルパワーグリッドマンの合体できる立体物は現在、2つのメーカーから発売されていますが個人的にはグッスマ版がお勧めです。可動を楽しむ玩具ではありませんが、立体物をいじって楽しみたい方にはこちらの方が向いていると思います。稚拙な記事で魅力を伝えきれたか不安ではあるのですが、参考になったのであれば幸いです。
価格もプレイバリューの割に抑えめで、予約段階では私もびっくりしました。7月には2次生産分がは発送されますので、是非触れてみて下さい(^^♪
グリッドマン関係ではfigma展開も積極的で、グリッドマン、グリッドナイトに加え宝田六花の予約が始まりました。あと発表があったのは我らがアカネちゃん。こちらも早く予約が解禁して欲しいです(*^_^*)
シロ様、いつもコメントありがとうございます(^^♪
フルパワーグリッドマンではボリュームのあるマシンが全身に装着されるので、素体のグリッドマンがほぼ見えなくなりますね。そりゃあアカネちゃんも怒り狂う訳です。
今回の玩具は当ブログでレビューした玩具の中ではトップレベルでプレイバリューが高く、実は写真を少し削ったくらいです。
魅力を伝えきれたか少々疑問で、私もまだまだだなと実感してしまいました(-_-;)精進します。
シロ様の地域でも再放送をしているんですね(^^♪作品としてもとてもお勧めできますので、是非見てみてください!
SSSS.GRIDMAN本当に面白かったですね
電光超人のほうをちゃんと見たことがなくにわか知識で見ていたのですが、そちらとのつながりを感じさせる部分が散見されたようで、最終話で電光超人のほうの姿に戻るのは衝撃的でした
戦闘シーンも特撮を彷彿とさせる部分が多く、見ていてとても楽しめました
ただやはり尺の都合で各合体形態が1回ずつしか出なかったのは残念でしたね
デザインはすごくいいですよね
乗り物をモチーフとしたデザインで、世界観の割りにいい意味で子供っぽいというか、童心をくすぐられるというか
そういった意味でグリッドマンの元ネタといえる勇者シリーズへのリスペクトを感じます
・・・ひょっとして宝田ってそこから?
エイジ様、いつもコメントありがとうございます(^^♪
SSSS.GRIDMANは電光超人版を知らなくても楽しめると思うのですが、やはり予備知識としてあると無いとでは見方が変わってくると思います。特にアノシラスやグリッドナイト、そしてフィクサービームなどは感情移入に差が出来る点だと思います。
和数が少なくて、物足りないと感じる部分もありますが、その分密度の濃い作品になっていたと思います。
アシストウェポンは電光超人版のゴッドゼノンをイメージした構成で、特撮メカのような描写が魅力かと思います。世界観のリアルさと反比例していて、そういった点も「お客さん」としての異物感が出ているのではないかと思います。
SSSS.GRIDMANの元ネタは各所で考察されていますので今はご紹介しませんが、六花の苗字、宝田はおそらく玩具メーカー名かと思います。キャラ自体はSGメガトロンで間違いないかと思います。