コンドル、ジャガー…イジェークト。
今回の玩具レビューはTAKARATOMY トランスフォーマーSIEGEシリーズより、「SG-24 サウンドウェーブ」&「SG-16 サウンドウェーブスパイパトロール」です。発売日は「サウンドウェーブ」が2019年5月。「サウンドウェーブスパイパトロール」が2019年4月です。
「トランスフォーマーSIEGE」のシリーズ概要に関しては以前レビューした「SG-06 オプティマスプライム」のレビュー時に触れていますので、そちらを参考にしていただけると嬉しいです。
「SG-06 オプティマスプライム」の記事はこちら。
「サウンドウェーブ」はトランスフォーマーシリーズに登場するキャラクターです。以下概要は初代アニメのものをご紹介します。
サウンドウェーブは悪の軍団「デストロン(ディセプティコン)」所属のキャラクターです。性格はクールで知的。特徴として非常に強力なボコーダーエフェクトのかかった声をしています。リーダーである「メガトロン」への忠誠度も高く、実質軍団のナンバー2として認められています。
ラジカセに変形する事が出来、専用サポートマシン「カセットロン」を使用した諜報活動、破壊工作を得意としています。代表的なカセットロンは鳥型の「コンドル(レーザービーク)」、獣型の「ジャガー(ラヴィッジ)」、人型の「フレンジー&ランブル」等。また、ビークルモードに依存しない特殊能力持ちトランスフォーマー「アウトライヤー」であり、その能力は電磁波を用いて相手の心を読むことが出来る「ブレインスキャン」。
今回の玩具はSIEGEシリーズという事もあり、代表的なラジカセに変形する仕様ではなく、バトルシップに変形する仕様で発売されました。また、一緒に遊ぶことが出来る「サウンドウェーブスパイパトロール」も合わせてご紹介します。
ビークルモード 全体図
ビークルモードはSFシップ。前部には甲板なようなものもあり、カセットロンを発艦したりするのかもしれません。
ビークルモード 各部アップ
各部には強烈なダメージ塗装が施されています。これは好みが分かれると思いますが、個人的にはオプティマスの時よりは有りなのかなと思っています。キャノピーなどはクリアパーツが使われており、結構豪華なパーツ使いです。
3mmジョイント
艦艇部には3mmジョイントがあるため、市販のスタンドを使用する事が出来ます。
ロボットモード 全身図
変形ステップは25。ビークルモードは変わってしまいましたが、ロボットモードは紛れもなく初代デザインのサウンドウェーブです。
バストアップ
頭部カメラはアニメ準拠の赤ではなく、初代玩具準拠の黄が選ばれています。頭部のデストロンマークは変更されオリジナルの形状となっています。
後頭部には集光ギミックが有り、強い光を当てると発光しているように見えます。
ロボットモード 各部アップ
モールド造形は非常に細かく施され密度感があります。左右の手は非対称となっており、左手は「イジェクト」用に人差し指が上がった状態になっています。
武器
武器類は形状の異なる銃が2丁付属。
各部5mmジョイントを活用してマウントする事が出来ます。
また、左肩に装備されたミサイルランチャーと組み合わせて大型のライフルを組み立てる事が出来ます。
3mmジョイント
腰の後ろに3mmジョイントがあるので、ビークルモード同様市販のスタンドを使用する事が出来ます。
トランスプレイ
説明書に記載はされていませんが「街頭モード」にも変形できます。玩具レビュー各所で既に紹介済みのギミックですね。
大きさ比較
いつもの1/12ドールと比較するとこのような感じ。ボイジャークラスなので1/12エリスより一回り大きい玩具となっています。
可動
可動に関しては首や腕周り、腰や足回りなど比較的よく動く部類に入りますが、唯一の欠点は足首についてです。左右に振る事は出来ますが、前後に振ることが出来ないので接地させるためには股関節、膝関節などを駆使する必要があります。接地面積自体は広いのでコツさえ掴めば十分アクションさせる事が出来ると思います。
SG-16 サウンドウェーブスパイパトロール
今回は冒頭でお話しした通り、サウンドウェーブと組み合わせて遊べる玩具も一緒にご紹介します。
G1で言う所のカセットロン2体セットです。赤いカセットが「コンドル(レーザービーク)」に。黒いカセットが「ジャガー(ラヴィッジ)」に変形します。変形行程はどちらも少なめで簡単です。
サウンドウェーブとの組み合わせギミック
サウンドウェーブの左鎖骨部にあるスイッチを押すとスプリングで胸部パネルが展開します。
展開したパネル内にカセットロンをセットできます。MP版のように複数体カセットロンを入れる事は出来ません。
もちろんイジェクト遊びが出来ます。
また、コンドルとジャガーにはそれぞれ5mmの凸ジョイントが収められており、ジョイントを展開する事で…
SIEGEシリーズ共通のジョイントにマウントさせる事も出来ます。
上記すべてのギミックを活用し、以下、写真を何枚か。
※一部写真には魂ステージを使用しています。
トランスフォーム。
ブレインスキャン・開始。
オールウェポン、ファイア!
イジェークト。
コンドル、ジャガー、アタック!
ブロードキャスト…口だけのイカレサウンドがっ!
以上、TAKARATOMY トランスフォーマーSIEGEシリーズより、「SG-24 サウンドウェーブ」&「SG-16 サウンドウェーブスパイパトロール」のレビューでした。
この2つの玩具はそれぞれ単体で発売された玩具ですが、合わせて遊んでこそ魅力が発揮される玩具だと思います。変形はもちろん楽しいですが、イジェクトの感覚がとにかく気持ちよく、つい弄ってしまう魅力があります。ビークルモードこそ変わってしまっていますが、G1デザイン且つボイジャークラスという、ありそうでなかった仕様になっているのも魅力です。また、販売ラインナップ的にも「メガトロン」「スタースクリーム」「レーザーウェーブ」というデストロン幹部組が早くも出揃っており、並べて飾る上でも外せないアイテムだと思います。
トランスフォーマーキャラではコンボイに次いで大好きなサウンドウェーブ!今回のSIEGE版もとても楽しみにしていました(*´~`*)
サウンドウェーブはクールなカッコ良さが魅力なキャラではありますが、時折見せるふとした愛嬌が堪りません。笑いを堪えながら「はいっ」と答えるシーンや、慌てるシーン、巨人の星にて大きな猫に追われ「助けてくれぇぇぇぇぇっ!」と叫ぶシーンなど魅力的なシーンが様々あります(*ノ∪`*)
うちの玩具箱ではこんな扱いだったりするわけですが。
「カセットロンさんを入れる以外にもいろいろ便利ですね(ノ´▽`*)b☆」
サウンドウェーブはMP版も傑作なのでいつか紹介したいです(*^_^*)
それでは、次回の『金のおにぎり玩具箱』もよろしくお願い致します( ̄^ ̄)ゞ
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コメント
コメントがありません。
この作品はまったく知らないのですけど(汗・・)
全体の精緻なメカニックな雰囲気は見ているものを圧倒させるものはあると思います。
それと1/12のエリスちゃんよりも実は小さいというのもとてつもなく意外に感じたものですけど、
小ささを感じさせずむしろスケールの大きさを伝えているのは、さすが日本のものづくりの芸の細かさは
優れているということなのだと思います。
ぬくぬく先生様、いつもコメントありがとうございます(^^♪
コストカットなど様々な影響を受けていたトランスフォーマーシリーズですが、最近はまたハイエイジ向けの造形にシフトしてきてるように感じます。今回ご紹介したサウンドウェーブも見所の多い玩具で大満足です(^^♪
今後もトランスフォーマーシリーズ、存分に楽しんでいきたいと思っています!