にゃんこの集会場で、とんとんの御機嫌を取っていたらTEDさんがやって来られた。
※ TEDさんは、この界隈の猫の写真をそれはそれは素敵に撮られる方です。
「まるこさん、カイさんが一昨日あたりからビッコをひいてまして、
平坦な道はそれほどではないんだけれど、階段が辛いらしくて。
ちょっと見てみてもらえます?」
「それからねぇ、ハタボウがピッタリくっついてあげてるんですよ」
厳密にいえば、TEDさんと私の猫の呼び名は違うのですが。。
TEDさんについて行ってみると、あらまあ、カイさんの後ろに、背後霊が・・・
とても珍しいコンビです。
仲が悪いワケではないけれど、こんなにくっついているのを見たことはない!
カイさんはパーソナルスペースが広くて、一人じゃないと寝られないご婦人。
そんなカイさんに寄り添うようにくっついているハタボウは、
怪我をしたり弱っている猫や、問題を抱えてる猫に付きそうのが使命と思っている。
今までも、
問題ありのじゃいあんの用心棒だったり、
病気がちのツキグロさんの看護師だったり、
最近では一番お年寄りの姉姫さんに寄り添っている。
仲良くひとつの皿でご飯を食べるハタボウと姉姫さん
そんな面倒見の良いハタボウが、カイさんにピッタリ寄り添っているということは、
カイさんの具合、よっぽど悪いのかな。
犬とかが襲ってきた時に、足が痛くて逃げられないといけないから、守ってあげようとしているのかも知れない。
ところが、カイさんの方は・・・ えらく迷惑顔。
「あたし、そんなこと頼んでないしー」カイさん
カイさん、そんなに邪険にしないであげて、ハタボウはいい奴なんだからさ。