今回紹介するFirefox拡張機能はHide Captionです。
これは、Firefoxのタイトルバーを非表示にします。
インストールするとタイトルバーが無くなるため、ページタイトルの表示や、タイトルバーをダブルクリックしてウインドウの最大化/元に戻す操作はできなくなります。が、メニューバーの右端に「最小化/最大化/終了」ボタンが追加されますので、このボタンから操作できるようになります。
また、タイトルバーの代わりにメニューバーやステータスバーの空いている部分をドラッグすることで、ウインドウを移動させることができます。もし、この操作ができない場合はツールバーのカスタマイズから初期設定に戻して(もしくはFirefoxを終了した状態でプロファイルフォルダのlocalstore.rdfをリネームして)みてください。
デフォルトではメニューバーとナビゲーションツールバーに「最小化/最大化/終了」ボタンが表示されるのですが、about:configから「extensions.hide_caption.show_nav_close_btn」を真偽値で新規作成し「false」を指定すると、ナビゲーションツールバー側のボタンを非表示にできますので、「どちらにもボタンが表示されるのはジャマだよ」って方は設定しておいたほうがいいかと。
要望としては、メニューバーやステータスバーの空白部分をダブルクリックすることでウインドウを最大化/元に戻せるようになるとより便利になりそう。執筆時点のバージョンではWindowsのタスクバーやFireGesturesなど、外部からウインドウの最大化&元に戻す操作は正しく動作しないようなので、右上のボタン以外の操作方法も用意してほしいですね。
執筆時点では細かい不具合も見受けられますが、Netbookなど画面解像度が低い環境にて「ウインドウ表示でもWebページをなるべく広く表示したい!」って場合にオススメです。これといっしょに、不必要なときにメニューバーを隠せるHide Menubarや、ステータスバーを隠せるautoHideStatusbarを導入するのもいいかも。
追記です。
Hide Caption Ver 0.5.0から、メニューバー/ステータスバーの空白部分をダブルクリックしたときウインドウを最大化/元に戻せるようになりました。これで使いやすくなりましたね。
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