今月末にFirefox 29が公開され、「Australis」と呼ばれる新しいデザイン・ユーザーインターフェースに変わります。わたしもそうでしたが、Firefox 29に更新したとき「このデザインはちょっとイヤだなー」と思う人もいると思うので、Firefox 28までのと同じようなデザインに戻す方法をメモしておきます。
上記のヘルプにも記載されていますが、拡張機能のClassic Theme Restorerをインストールするのが手っ取り早いです。公開された当初はイマイチな印象でしたが、最新版では設定項目も多く自分の好みに合わせやすくなっていますし。現時点では残念ながら日本語化されていませんが、設定を変更するとリアルタイムで外観が変わるものが大半なので、英語が苦手な方でもある程度は大丈夫かと。
Classic Theme Restorerの設定(もしくはツールバーのカスタマイズ画面)でボタンを小さくするとナビゲーションツールバーの余白を減らせますが、もし通常サイズのボタンのままで余白を減らしたい場合は、下記のようなスタイルもインストールするといいと思います。
Firefox Small Icons - Themes and Skins for Browser - userstyles.org
このスタイルを適用するとタブバーの余白も減らしてくれるのですが、上側のウィンドウ枠をダブルクリックするとその場所のタブを選択してしまうので、最初に指定されている#TabsToolbarのmargin-topを-2pxから1pxくらいに増やしておくといいでしょう。同じところに「margin-left: 16px !important;」(数字はお好みで)も追加しておくと、タブバーの左端に余白ができてウィンドウをドラッグしやすくなります。
このように拡張機能やユーザースタイルでWebブラウザ本体のデザインもいじれるのがFirefoxのいいところですが、せめて見た目の変更が大きいタブバー周りのデザインだけでも元に戻せる拡張機能を公式側で用意してくれればいいのに…と思うのはわたしだけかな。
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