ニュース

「アバスト無料アンチウイルス」v21.9が公開 ~Windows 11との互換性を向上

Webシールドによる保護も強化

「アバスト無料アンチウイルス」v21.9

 チェコのAVAST Softwareは10月27日(現地時間)、セキュリティソフト「アバスト」(Avast)の最新版v21.9を公開した。今回のアップデートでは、Windows 11との互換性が向上したほか、悪意のあるWebサイトからユーザーを保護する「Webシールド」が強化された。

 さらに、他のセキュリティ対策ソフト共存するためにリアルタイム保護などを無効化する受動モードになっている際は、タスクトレイアイコンの色を変えてユーザーが一目でわかるようになっている。また、受動モードで動作している場合に「ウェブカメラシールド」と「パスワード プロテクション」が正しく停止するようになった。

受動モードOFF(上)と受動モードON(下)のタスクトレイアイコン

 「アバスト」は、「シールド」と呼ばれる保護システムでファイルシステムやWebブラウザー、メールソフトなどを防御するセキュリティソフト。ウイルス対策を中心とした基本機能を提供する「無料アンチウイルス」、インストール済みアプリを最新に保つ機能などを備える上位版「プレミアム セキュリティ」などのエディションがラインナップされている。

 無償で利用できる「アバスト無料アンチウイルス」はとくに人気が高い。対応OSは、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10で、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。

ソフトウェア情報

「アバスト無料アンチウイルス」
【著作権者】
AVAST Software s.r.o.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10/11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
21.9.2494.0(21/11/05)