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ジェンソン・バトンとポール・ディ・レスタがマネジャーを共有することになった。

フォース・インディアのディ・レスタが元マネジャーのアンソニー・ハミルトン氏と決裂したことが伝えられていたが、このほど正式にリチャード・ゴダード率いるマネジメント団体の一員に加わったことが明らかになった。

アンソニー氏の下を離れて以来、ディ・レスタはこれまでにも『The Sports Partnership（ザ・スポーツ・パートナーシップ）』のアドバイスを受けているといわれていた。アンソニー氏は不当解雇を訴えて法廷に告訴している。

「ここまでの彼らの対応やF1内外の他のクライアントとの成果から判断して、これが正しい道だということがはっきりした」とディ・レスタはコメントした。

アンソニー氏との決裂、そしてバトンのマネジメントグループとの契約は、興味深い時期に浮上したことになる。ディ・レスタは現在、2013年にマクラーレンでルイス・ハミルトンの後釜に座るかもしれないとされている。

もしゴダードがマクラーレンの両ドライバーのキャリアを管理することになれば、利害の衝突が起きる恐れもある。

ゴダード自身は問題にならないと述べた。

「ザ・スポーツ・パートナーシップのトップは2人おり、必要ならばジェームズ（ウィリアムソン）が1人を、私がもう1人の面倒を見ることができる」と彼は『Telegraph（テレグラフ）』に語った。

いずれにしろ、マクラーレン移籍の話をするには早すぎるとディ・レスタは述べた。

「うわさや関心を示されるのはうれしいよ」と彼はモンツァで語った。

「でもそれに気を取られるわけにはいかないんだ。僕はクルマに乗って仕事をしなければならないから。今はそれに集中したい」