2009-01-01から1年間の記事一覧

a year-end thank you

今年色んな形でお世話になった方々への感謝を込めて、その代表としてハナに挨拶する。 a year-end thank you, Hana and everyone 初詣に備えて藻岩神社のアプローチの雪かきをする町内の方々 そろそろ渡り鳥に出会える頃かなと思っていたら、ツグミ(鶇, Dus…

クレマチス、ツリバナ、R64

クレマチス(風車/鉄線, Clematis, Clematis hybrida) ツリバナ(吊花, Japanese spindle tree, Euonymus oxyphyllus) Riverside 6-4

Yakultはエスペラント語由来

新しい電柱 「Yakult」変な綴りだなと思っていたが、「『ヤクルト』とは乳酸菌飲料の一般名称でなく、エスペラント語でヨーグルトを意味するヤフルト(Jahurto)という言葉を言いやすいように考案した造語である。」 (http://www.kigyou-sns.com/yurai/yakult…

記憶の彼方へ10:私の知らない家族の肖像

不思議ないい写真だなあと思って見始めて5年経つ。雪中寒中記念撮影。私の知らない家族の肖像。祖父方か祖母方の親戚だろう。昭和のはじめだろうか。正月の記念撮影か。青森か秋田か。薪が積まれている。板塀の続く向こうの二軒の家の屋根にも雪が積もって…

藤原新也・アンソロジー

asin:4884182227 藤原新也は最近二本のマーティンを買った。一本は00-15、もう一本はバックパッカーだった。最初にギターを弾いたのは中学生のとき。当時公開されたマルセル・カミュ監督の『黒いオルフェ』のギターのサントラに憧れたのがきっかけだった。(…

I fall in love too easily

ジャズ・シンガーのヒロミさんは言った。「歌には感情を込めてはいけない。できるだけ空虚に歌うこと。感情を込めるのはオーディエンスなのだから」なんて難しいことだと思いながら、チェット・ベイカーの歌を思い出していた。 Chet Baker - I fall in love …

雪花

snow flower 雪にちなんだ名前を持つ花を思い出す。 Summer Snowflake(2009年6月6日撮影) Giant Snowflake(2008年5月6日撮影)

ヌルデ、ヒヨドリ

アキノエノコログサ(秋の狗尾草, Japanese bristlegrass, Setaria faberi) シラカバ(白樺, Japanese White Birch, Betula platyphylla var. japonica) シラカバ(白樺, Japanese White Birch, Betula platyphylla var. japonica) ヌルデ(白膠木, Rhus …

Shinjuku

詩と真実

沖家室島、「鯛の里」にて 富山、「ジェリコの戦い」にて 沖家室島の鯛の里で松本昭司さんによって灯された火に、南無さんが油を注いだ。ジェリコの戦いでは、「土佐源氏」を題材にして、ノンフィクションの語りの位相をめぐって、ああだこうだと南無さんと…

Midnight Moon

キューバの爺、かっこいい

Cuba Feliz - Besame Mucho, 1:41

雪丸

オウトウ(桜桃/西洋実桜, Wild Cheerry, Prunus avium)の芽 綺麗に除雪された道に面した平野さんの仕事場の前を通りかかると、赤い小さな可愛い除雪機が置かれていた。一仕事終えたばかりの雰囲気だった。道具小屋の引き戸が開けっ放しで中に人の気配がし…

鳩と木の実

] 小雪降る富山の朝。県庁前公園を通りかかると、水たまりに鳩が五、六羽いた。木の実か何かをしきりに啄んでいた。 次の瞬間、黒光りする木の実が目に飛び込んできた。ツツジの仲間か。

荒野の庭

花々の指紋―言葉、写真、作庭 荒野の庭―言葉、写真、作庭 ひと月前の『花々の指紋』に続いて、丸山健二の写文集『荒野の庭』を見る、読む。もの凄い気合いが入ってるなあ。長野の広大な土地に広い庭、大きな家。独身なのか。よく知らない。コダックDSC760(h…

記憶の彼方へ009:私の知らない母と私

畳、漆喰の壁、襖障子。何ストーブだろうか。燃料は薪ではなさそうだ。石炭だろうか、コークスだろうか。私は昭和32年8月21日に生まれた。写真は半世紀あまり前、昭和32年(1957)の冬に撮影されたものらしい。今、不思議を感じる。見れば見るほど分からなく…

荒野の庭2

東京漂流 (朝日文庫) それでも、やっぱり、私は、庭を持たないせいかもしれないが、丸山健二の白い薔薇が一際美しい田舎の大きな庭よりも、たとえ都市の真っ只中であっても、藤原新也が鉢に雑草を植えたベランダのような、らしくないぎりぎりの空間の方に惹…

沖家室島、鯛の里の庭

無造作に自転車が3台置かれた庭が好ましかった。アロエの赤い花が印象的だった。もっとも、松本昭司さんにとっては、島全体が「庭」のようなものだろう。もしかしたら、ニホンアワサンゴの群生が拡大している瀬戸内海も、、ね。

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氷紋 ケヤキ(欅, Zelkova tree, Zelkova serrata) プラタナス(紅葉葉鈴懸の木, London plane or Sycamore, Platanus acerifolia) 古いサーキュレーターを分解掃除する平野さんと世間話。「写真、好きなんですね?」と言われ、カメラの話になった。先日、…

空撮

雲間から瀬戸内海と島嶼が見え始めた。夢中でシャッターを切り続けたが、まともな写真は撮れなかった。 川 港 橋 [ 道

記憶の彼方へ008:私の知らない祖母と友人達

大正15年(1926)8月20日に撮影された祖母の記念写真。撮影場所は秋田のどこかと思われる。「記念」の下に「八*境*/寫影」とあるが、*の部分の二文字が判読できない。向かって右から細川タエ子、石川ツエ、佐藤キクエ、大谷カツエの「四友人達」とある。…

光の橋

松本昭司さんの車で、沖家室島から沖家室大橋を渡り、周防大島に入って左折してしばらく走った後、沖家室島の全景が視界に入る。海上に光の橋が、、。左手に大橋も小さく見える。

沖家室島のジェフ・ベック

先日お世話になった沖家室島で民宿「鯛の里」を営む松本昭司さんがあの夜の顛末を松本さんらしいジェフ・ベックの演奏のようにいいノリで書いて下さった。感謝。 北の旅人(「鯛狸(=^・^=)の豆日記」2009年12月25日)

精神保健

新しい雪が10センチくらい積もっていた。軽い雪だ。家の前の雪かきをしてから散歩に出る。もうすっかり根雪になった。萎れた花もほとんど雪に埋もれた。裸の木々、屋根の雪やツララ、果実や新芽が目にとまる。買物を両手いっぱいに抱えてコンビニから出てき…

老作家の寓話

昨日紹介したチューリッヒで出た雑誌のロバート・フランク特集の中に、バロウズ(William Seward Burroughs, 1914–1997)の掌編「DEAD MAN BLUES」(『WESTERN LANDS』1987から)が丸ごと引用されていた。それは、処女作以降、第二作目がどうしても書けなか…

苧環、蔓柾、錦木、平野さん

オダマキ(苧環, Columbine, Aquilegia flabellata) ツルマサキ(蔓柾, Evergreen bittersweet, Euonymus fortunei) 寒さに耐えるように丸まった葉。未詳。 ニシキギ(錦木, Winged spindle or Burning bush, Euonymus alatus) もう20年目という除雪機を…

離郷帰郷

http://artphoto-site.com/b_249.html http://www.amazon.co.jp/gp/product/3908247683 ROBERT FRANK Leaving Home Coming Home ......Es ist die Reise durch die Nacht in den Tag COMING HOME LEAVING HOME Maybe for the last time It begins in Zürich …

白樺に宿木が

ツララ。最長のものは2メートル以上はある 未詳 チョウセンゴミシ(朝鮮五味子, Schisandra chinensis) コムラサキ(小紫, Purple beautyberry, Callicarpa dichotoma) エゾノシモツケソウ(蝦夷下野草, Filipendula yezoensis) 雪かきしていた米田さん…

越中写真紀行

こしのみちのなかへ My Foolish Heart:pictorial travelogue of Toyama, 6:04

沖家室島が揺れた夜

松本昭司さんとお父さん(島で現役最高齢、八十六歳の漁師であり、かつ、最後の釣り鉤職人) 沖家室島に根を下ろして生きる松本昭司さんは私とほぼ同年代、彼の方が二歳年上、で高度経済成長と歩を合わせて成長してきた世代である。松本さんは都会でサラリー…