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著者説明:(けっこう)有名な企業で仕事やっているけれど、片手間でライターもやっている。ファッションと旅行以外ならだいたい書ける。お仕事、感想、批判、誹謗中傷やらなんやらがあれば、ここまで。
earthcream2000@ yahoo.co.jp (山塚あて) *すみません、昨年からずっと最近メールが1万通きていて、見切れていません。メール返信必要な場合はblogに書き込んでいただけると幸いです。 リンク じんせいをかえる会 世界一のバイヤーになってみろ!! Honey Pieだいせんせい 人生という名の終りなき回廊 mixi アは青木泰山のア! 帰ってきたおさかな日記 戦うカタツムリの主張 フォロー中のブログ
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とても重要なことなので、読んで欲しい。
ぼくは本を出した。運の良いことに、それなりに売れているから感想を毎日のようにいただく。 そこで、分かったことがある。いただく内容は、もちろん批判がたくさんある。面白いのは、その批判が「そこは、こういう解釈があることを知っていますか」というものだけなのだ。「ある本ではこう言っている」「Webで調べたらこう言っている」「歴史的にいうと、こういうことではないか」というもの。 しかし、批判が全くこない箇所がいくつもある。それは、全てぼくが考えて勝手に「こういう理論だ」と定義づけした箇所だ。どうやら人は、初めて見る理論には、批判すら持ち得ないらしい。例えば、法律とか、これまで良く言われている理論については批判が届きやすいものの、これまで理論立てられていないところは、勝手に法則・理論を見つけて披瀝しても誰にも批判はされないものらしい。 これはかなりの発見だった。人々は、おそらく、自分が慣れ親しんだ理屈には間違い探しをしがちなものの、全く考えたこともない理屈に関しては疑問すら持てないらしい。おそらく、そこまで自分の頭で一から批判の理論を組み立てることのできる人は稀だからだろう。 ということは、誰でも自分なりの理論を創り上げて公表した奴が勝ちだ、ということになる。実際そうだ。こういうことは前から分かっていたけれど、出版して大きな対象にアピールしたあとでは、かなりの実感となった。 ぼくは、人と議論をしているとき、「そんなこと言うけれど、世の中の常識はこうだよ」と反論されることがある。そんなときは「ああ、そういうことは知りませんでした。だけど、自分で考えて一番正しいことを言っているので、とくにそういうことを知る必要もないでしょう」と語る。誰も考えていないフレームワークで、自分の理屈を語れば誰も反論できる人はいない。 世の中の「頭の良い人」とは、せいぜいそのレベルらしい。
by fastska
| 2007-07-01 23:37
| 青春記・旅・思想
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