綾織三山の一つの霊山であり、アイオン台風で多大な被害と死者を出した
綾織の人々は、猿ヶ石川沿いに桜の木を植え、そして笠通山の頂に三笠山
という石を奉納したのだという。
頂にある三笠山の石碑。
とにかく綾織にとって、この笠通山はカムナビとして親しまれてきた。この頂か
らの見晴らしは、綾織を見守るように聳えているのは確かだ。ここからの景色
は綾織の里と猿ヶ石川を望む。だからか、アイオン台風の後に、この頂に三笠
山の石を奉納したのは納得する。綾織の地を見守ってくれるカムナビだからこ
そ、賽の神と同じ意味を込めて石を奉納した…。
上から望むと、広葉樹が染まりつつある。
杉林も植林されたのだろう、確かに多いが、それでも広葉樹の多さが目に付く。
何故か山の中腹に池があった。沢から流れる水が、この池に溜まっている。しし
自然にできた池ではなく、人工の池なのだが、溜池代わりに作られたのだろうか?
途中までの林道は、崩れやすい感じもするがある程度車で登ると登山口が登場
する。
ただし…車で行く場合は気をつけられい。。。