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昨年9月末に、Irrationalで見事なクロージングを発揮したRod Fergusson氏がスタジオヘッドに就任したものの、その後Fergusson氏が新生“Gears of War”を手掛けるためBlack Tuskへと移籍したことから続報が途絶えていたカリフォルニアの2K新スタジオ（※ 未だ正式名称は不明）ですが、新たに2Kが同スタジオのプロジェクト向けと思われる開発者の募集を開始し、“あごが落ちるようなビジュアルでジャンルを変革するトップシークレットのAAAゲーム”と謳う募集要項の内容が注目を集めています。

これは、2KがLinkedinにてリフォルニア州サンフランシスコのベイエリアで勤務するシニアキャラクター技術アーティストとツールプログラマ、シニアレベルアーキテクトの募集を開始したことから浮上したもので、各ポジションのサマリーには、“驚くようなトップシークレットプロジェクト”や“AAA規模の未発表マルチプラットフォームゲーム”といった記述と前述した説明に加え、現在プロジェクトがプリプロの段階にあることがはっきりと記されています。

今のところ、募集要項に新作のジャンルやカテゴリ、具体的なディテールに関する記載はありませんが、今年1月には名門“2K Czech”のプラハスタジオが閉鎖され、主要な開発者がカリフォルニアスタジオに移籍したことが報じられたほか、今年3月にはTake-Twoがロサンゼルス周辺でギャングや詐欺師のキャラクターを演じるアクターを募集したことが判明しており、新作の主要キャラクターらしき設定や名称、出身地等の情報から、水面下で進められているプロジェクトが“Mafia”シリーズの新作ではないかと噂されていました。

予てから水面下で新たな取り組みを進めている2Kのカリフォルニアスタジオですが、プリプロを経て何らか具体的な動きが表出するか、今後の動向に改めて大きな注目が集まるところです。