プロフィール
名前 | 百生吟子 |
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読み方 | ももせ ぎんこ |
英字表記 | GINKO MOMOSE |
学籍 | 蓮ノ空女学院 |
期生 | 104期生 |
学年 | 1年 |
身長 | 162cm |
誕生日 | 10月20日 |
趣味 | 和装、神社仏閣や喫茶店を巡ること |
特技 | 加賀繍、日本舞踊 |
好きな食べ物 | コーヒー、和菓子、いなり寿司 |
好きな言葉 | 千里の道も一歩から、花鳥風月 |
好きな教科 | 古文、日本史、家庭科 |
好きな動物 | きつね、たぬき、鶴と亀 |
一人称 | 私 |
メンバーカラー | 天の原色 |
CV | 櫻井陽菜 |
概要
『ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』(Link!Like!ラブライブ!)に登場する、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのスクールアイドル。
4月半ばにスリーズブーケの新メンバーとして加入。日野下花帆&乙宗梢の後輩になる。
蓮ノ空女学院の104期生、現在1年生。
同期の内徒町小鈴とは別クラスで、安養寺姫芽の方も言及されていないが別クラスと思われる。
実家は加賀繍の工房を営んでおり、伝統を愛する女の子。祖母がクラブの前身である「芸楽部」に所属していたため、その伝統を受け継いだスクールアイドルになることを夢みている。花帆に対して、素直になれない一面もある。
人物
性格
真面目なしっかり者。準備をして物事に挑む。
花帆の前ではペースを崩されっぱなし。蓮ノ空メンバーとの会話ではボソリとツッコミを入れる。姫芽には「ツンデレ」だと気に入られている。普段は一歩引いているが不満がある時など言う時は言う性格で負けず嫌い。
かわいいポーズを取るのは苦手で梢と一緒に恥ずかしがる。が『Mix shake!!』のマッスルポーズだけは唯一梢が照れないので吟子一人で照れている。
同級生には「〜さん」呼びのタメ口、先輩には「〜先輩」呼びの敬語で話す。
気持ちが昂ると方言の金沢弁が出る癖がある。家では完全に金沢弁で話している。
口癖は「なんなん?」。
蓮ノ空女学院で約50年前に芸楽部に所属していた祖母(声:能登麻美子)がおり、今もきれいな祖母の事が大好きなおばあちゃんっ子。
彼女から当時の芸楽部の話と歌を教わる内に、彼女の母校である蓮ノ空で、芸楽部の現在の姿「スクールアイドルクラブ」に入り、祖母達の築いた歴史を追体験しその歌を歌うのを夢見るようになった。
実家の業種から、和裁と洋裁、和の物が大好き。
普段の外出着は着物(紬)。着付けができ、着物の保管方法も熟知している。趣味は刺繍と伝統工芸見学。趣味のマイナーさを自覚しているため周りが興味を持つと喜ぶ。
祖母がコーヒー党なので同じくコーヒー好き。豆と淹れ方には詳しい。
好きな色は空色。
象徴的な動物は狐。動物喫茶では狐役になった。
クラブの衣装担当。9着の衣装を一人で仕立てられる。
筋トレを事前に一人で行ってきたので体力に自信あり。入部すぐで花帆のスタミナを追い抜いている。花帆の幼少期の病弱体質については入部翌月頃であるリンクラカード『UR 青嵐の鯉流し 百生吟子』ボイス時点でもう教わっており、今が健康体だと知って安心している。
先輩の指導内容は手帳にしっかり記入して復習している。
金沢市の地元では、「じいじ、ばあば」お年寄りに囲まれて育ったのもあって年配の人が友達で、彼らと楽しく会話できていたが、高校に入るまで同年代の子と仲良くなれなかった。入学後初めての外出時の話から着物姿をからかわれた事もある様子。
近所のじいじ、ばあば達がWith×MEETSの鑑賞会を開いてくれているとか。
読書の趣味もあり、好きなジャンルはミステリー。これは近所のおじいさん経由で好きになった。同趣味の花帆とはややジャンルが異なるので布教しあっている。
クリスマスの思い出はプレゼントが梅の形の帯留めだったことと、大量のフライドチキンを周りの大人達から譲られたこと。
ゲームに慣れていないので姫芽たちとの遊びでは簡単な作品をプレイする。
カラオケで歌えるのは昭和歌謡中心。
伝統を愛するあまり、蓮ノ空でよく飛び交う「これも伝統」という言葉に弱い。特にWith×MEETSでは吟子を乗せるためにこの文句が使われては騙される。
「私なんかが」と昔から自分を卑下する癖があり、新たな一歩を踏み出す際は尻込みしがち。
その一方で何かと大人ぶる強がりな一面も持ち合わせ、お化け屋敷は1人で行けると豪語した直後に梢の袖に掴まり怯えている。
友達にも良い格好を見せたいと見栄を張っていたが、1年生10月の出来事をきっかけに私生活を明かすようになってきた。
容姿
黒髪のおかっぱ。髪の左側につまみ細工の髪飾りがあるがこれは祖母に教わった吟子の自作。
瞳は黄緑色。やや太眉。
体格はとても恵まれており、身長は162cmと作中のアイドルの中でも3番目に高い。スリーサイズは公表されてないが水着実装に伴いグラマーな体型なことが判明。→百生牧場
実家
実家は活動記録104期4話で登場。
加賀繍の工房で、昔ながらの家屋。吟子の部屋を使用すればメンバー8人を泊められる広さ。
吟子の部屋は吟子らしさに溢れている。
家の隣には加賀繍を使った土産物の店を併設。
家が昔から世話になっている染工房(『茜や』)とは吟子も縁があり生地や裁縫道具を購入している。
『茜や』は金沢市里見町に実在する加賀友禅工房で、後に工房から「吟子ちゃん手ぬぐい」がコラボグッズとして販売された。描き下ろしイラストではないが、キャラ単体で実店舗から商品がコラボされたのは吟子が初となる。
また家の近くには「金沢くらしの博物館」(金沢市飛梅町)があり、5歳頃に祖母に連れてきてもらった吟子は蓮ノ空女学院の芸楽部の展示がお気に入り。
上記の出ている情報から導くとエリアとしては金沢城・兼六園の近辺(長町・竪町・本多町・石引・東山など)が住まいと推定される。
寮部屋
実家から畳を持参し床に敷いている。
壁には手芸作品を多数展示。他にも手毬や掛け軸、苔盆栽などの和風の小物を多く実家から持ってきて飾る。戸棚にはコーヒー用のポットを収納。
大きくてまん丸な鶴のぬいぐるみを所持。名前は「おツルさん」。
入部当初は、もう高校生なのでぬいぐるみに名前を付けて話しかけたり毎晩抱いて寝ているなどはしていないと周囲に語り、コレがメンバーの目の届く範囲や寮部屋配信での画面内にあると慌てて隠そうとしていた。心変わりした後のWith×MEETS 2024年10月24日吟子ソロ配信で視聴者に「祖母がくれた自身の最初の友人」だと紹介した。
「伝統」と「今」のスクールアイドル活動
活動記録104期1話で登場、始業式である初日にスクールアイドルクラブの部室に無断で入った所、花帆に見つかる。
芸楽部の方が好きだがスクールアイドルの文化も理解しており、入学前から衣装デザインを考え、力作を手帳に挟んで持ってきた。夢はこの学校でラブライブ!優勝。それを聞いた花帆に感動され、スリーズブーケに勧誘された。
所属ユニットはよく考えて選ぶために保留、一旦スリーズブーケ預かりで初ライブに向けた練習の指導を受ける。入部するとクラブのファンで応援してくれるクラスメイトと会話できるようになる。
練習が順調に進みライブの曲を選ぶとなった時、吟子はスクールアイドルクラブの現在の楽曲リストを見せてもらったが、その時にようやくクラブの現状を知ってしまい、練習に力が入らなくなってしまう。真剣さを持てなくなった自分はクラブに失礼だと花帆に告げ休部した。
心を閉ざした吟子に花帆は声を届けようと、芸楽部とスクールアイドルクラブの歴史を徹底的に調べ上げ、吟子を説得してきた。その熱意は吟子の心に響き、スクールアイドルとしての目標を発見、ついにスリーズブーケの勧誘を受けた。
正式入部後には加賀繍デザインをユニット衣装に入れさせてもらっている。
104期4話は単独の主役回。
蓮ノ空の大倉庫から見つかった「初代スリーズブーケ・DOLLCHESTRA・みらくらぱーく!衣装 計9着」は、箱を開けるとボロボロの酷い有様だった。この衣装でラブライブ!に出場したいクラブの希望を引き受けた吟子は、技術を持つ祖母に修繕を依頼するため実家にクラブの8人を招く。
金沢代表のスクールアイドルとして金沢の伝統を県外出身の花帆(と小鈴)に教えたい吟子の案内で9人で伝統工芸体験ツアーを巡り、「金沢くらしの博物館」の芸楽部の展示を見る。
ところが衣装の修繕は祖母の手でも不可能で、博物館行きか解体してリメイクかの決断を迫られる。町の皆が昔からの友達なので皆の大切なものを守りたい、自らの全てである過去の伝統を自分なんかが正しく伝えずないがしろにしてはいけないと狼狽える吟子に祖母は昔話を語った。実は十数年前、当時の蓮ノ空学生が家を訪れ祖母にスクールアイドルクラブ発足の可否を確認しに来て、吟子も赤ん坊ながらその場にいた。祖母は学生に衣装の作り方を教え、そうして出来あがったのが今回の物だった。
伝統が今に合わせて変わっていく意味を知った吟子は、衣装を細かく解体すると決断。深呼吸しながら鋏を入れた衣装群は、新ユニット衣装9着のパーツとして生まれ変わり、7月度Fes×LIVEでお披露目となった。
ラブライブ!優勝を目指す理由は、優勝して地元金沢の伝統文化の素晴らしさを世に広めたいと強く願っているからである。
最初は活動に不安もあったが花帆と梢に置いていかれないよう必死に前を向いて日々励む。見つけた夢は「大好きな人たちの想いを護りたい」。
人間関係
花帆については、先を行く立派な先輩スクールアイドルとして慕う気持ちもある。だがしかし、入部初日から付きっきりで面倒を見てもらう間ずっと話しかけられ、あの手この手で何度もスリーズブーケに勧誘され、先輩なのに「吟子にとって初めての友達」になろうと言ってきた、その理屈や暑苦しさには「ヘンな人」と呆れている。
友達になった証として、花帆にだけは友達のノリで敬語混じりのタメ口で話しかけるようになり、敬意の払い方も梢と全く異なる。
梢の方は、純粋に尊敬する先輩として丁寧に接している。梢の所作を言い表した言葉「雅やか」はクラブ中に浸透した。なぜか花帆が自分のセンパイだからと所有権を主張してくるので2人で梢を取り合っている状態。
ただメンバーがする梢の機械音痴イジリについては「また騙されてる……」と呟いている(With×MEETS 2024年7月29日回)。
104期トリオ
徒町小鈴と安養寺姫芽はクラブの同期。正式加入の時期こそ半月ほど異なるが、吟子の加入を巡る花帆の作業を先輩達に倣って2人も「仲間だから」と手伝ってくれた。小鈴のDOLLCHESTRA特訓では寮に帰らない彼女を心配して姫芽と様子を見に行き自主練に付き合う。小鈴がチャレンジと称して危険な事をしでかしそうになると止めており、姫芽が不真面目だと叱っている。
日々の活動やWith×MEETSの1年生回を通じて「徒町さん」「安養寺さん」呼びがやがて「小鈴さん」「姫芽さん」になるくらい仲良くなる。
活動記録104期4話でメンバーを家に泊め、小鈴と姫芽を自室に寝泊まりさせた折に2人に感謝を述べ、お互いの活動を讃え合う。吟子と距離が縮んだと2人が喜ぶと姫芽に2人の呼び名を変えてみるようアドバイスされ、失礼で怒られないのかと竦むが「小鈴」「姫芽」に改めた。(呼び捨てなのは「〜ちゃん」付けの方が恥ずかしいので)
104期7話の10月のラブライブ!地区予選エントリーライブが3ユニット合同の全体曲になり、ダンス練習に励むが、小鈴と姫芽との3人がユニット切り替えのフォーメーションでミスを連発。
104期トリオは先輩の想いを受けて3人で特訓に励み、102期トリオと103期トリオそれぞれに勝負を挑んでチームワーク力向上を図る。その最中に他校生の桂城泉が声をかけてくれ「お互いの長所と弱点を知ること」とアドバイスを受ける。おかげで吟子の長所は「準備をしっかり行って取り組む」と解りお互いの長所も把握できたのだが、特訓のまとめである竜胆祭で、3人でのあんみつ店手伝いの経営は忙しくなっても盛り付けに拘りすぎるなどミスが重なって失敗、そのまま竜胆祭ライブの本番も3人だけ息が合わず落胆、困惑し自分のせいだと猛省する吟子と小鈴。何かを謝るだけの様子がおかしい姫芽。
吟子は泉から「小鈴と姫芽だけが悪い」と言われ激怒。だが彼女が「吟子が2人を信じきれなかった」と告げながら挙げた2人の欠点そして「吟子が2人に弱点を隠している事」こそが今回の問題の突破口だった。吟子の弱点は、苦手なステップを誤魔化したりフォーメーションは周りの様子を窺って自分のダンスに集中できなかったりと見た目を気にしていた事、何より「またうまくいかないんじゃないか」と一度きりのステージは失敗のケースばかりを考えていた事。その意思を嫌われたくなかったがために隠し通していた。準備の入念さも失敗を恐れての行動であった。
人を傷つける意見を言うのがトラウマだった姫芽は103期トリオの本音のぶつけ合いに憧れ、短所は何も気付けない故に一人黙って努力していた小鈴は2人の頑張ってきた姿を理由に嫌いにならないと約束し、吟子は102期トリオの弱点を補い合う関係を目指したいと望んだ。
短所も把握しきった練習は見事成功。「蓮ノ大三角」みたいな3人になりたい、そうして104期トリオは信頼し合う親友「蓮ノ小三角」を名乗るようになった。
作曲スキル
活動記録104期1話の反応からして楽器は弾けない。
作詞は、『アオクハルカ』では梢たちから質問された回答内容を意見として採用してもらえていた形式。
続く『月夜見海月』では1人で作詞を任される。小鈴と姫芽の応援、梢と花帆のアドバイスを貰って少しずつ言葉を書き換え完成させた。『水彩世界』を伝統曲として歌い継いでほしい梢の想いに、「もし月夜見海月も歌い継いでくれるのなら嬉しい」と共感した。
作曲自体は、104期生の3人が中心となって『Now or Never』などを作っている。
余談
リンクラの『スクステ』のカード「UR【ツバサ・ラ・リベルテ】乙宗梢」の特訓前イラストにて、オープンキャンパスで梢から説明を受ける生徒の中に、吟子と同じ髪型・髪飾りの少女がいる。
後の活動記録で吟子が同イベント参加者としてアンブレラスカイを見たと述べておりほぼ確定。つまり103期11月末に吟子入部の伏線が張られていた。
Link!Like!ラブライブ!はリアルタイム連動企画を採用しており、時事ネタとの整合性もあり「蓮ノ空女学院103期・104期=2023年度・2024年度」と解釈できるようになっている。
それに則ると吟子の生年月日は2008年10月20日。そこから活動記録104期4話のスクールアイドルクラブ創部時代の年もおおよそ推測できるようになっている。
吟子のメンバーアイコンは「折り鶴」だが絵文字には似た物が無いので、キャストやファンは吟子の絵文字によく「👘」(着物)を使用する。
苗字の「百生」は少ないが実在しており、全国におよそ150人ほど存在する。一番多い世帯が金沢市のすぐ隣にある富山県南砺市(約60名)で、数こそ少ないが石川県にも百生の姓を持つ人が実在する模様(参考)。
キャスト
キャストの櫻井は「蓮ノ空」の舞台である石川県金沢市出身。なので吟子の金沢弁はネイティブ。
さらに祖母役が同郷の能登麻美子となった事で、吟子の「家では方言で喋る」場面の会話も自然に演じられている。
舞台となる都道府県出身のキャストはこれまでにもいたが、市区町村出身は初めて。
櫻井の起用によって、14年のシリーズの歴史上、初の作品の地元出身のラブライブ!シリーズキャストが生まれたことになる。
吟子と共通の要素は、家では金沢弁で話す習慣、苦党のブラックコーヒー好きと小説好きとゲーム下手。
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ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ
西木野真姫...シリーズのツンデレの先輩で、学年(2024年時)も共通。蓮ノ空で「夏色えがおで1,2,Jump!」のカバーをしたときも、同じ立ち位置だった(ただし、「夏色」当時の真姫は、ツンデレ設定ではないのだが)。
三船栞子...「髪型が緑系統のショートボブである」「誕生日月が10月である」「和をたしなむ性格である」等、共通点が多い。
白石紬... 別の二次元アイドルコンテンツの金沢出身のアイドル。特定の人物に対する態度や、時々方言を口にする部分も共通している。