シティウォーズ
してぃうぉーず
2017年10月25日より配信開始されたスマートフォン向けアプリ。iOS版とAndroid版の2種が配信されており、『仮面ライダートランセンドヒーローズ』の後継作品となる。
ライダーシティを舞台に、自分だけの街を創り上げ、歴代の仮面ライダー達で防衛していくシミュレーションアクション。
ストーリーは配信当初の最新作であった仮面ライダービルドに加え、仮面ライダー電王、仮面ライダー1号、そして配信開始後に放送が始まった仮面ライダージオウ、仮面ライダーゼロワン、仮面ライダーセイバーの6人を主軸とした物になっている。
また、イベントシナリオの中には原典を意識したシナリオもいくつか見られ、例えば『仮面ライダーアマゾンズ』はシーズン2以降の時系列となっている。
他にも、イベントシナリオには魔宝石の世界について言及されたり、仮面ライダーアクセルが妻について話すなど、ファンサービスも多い。なお、クロスオーバーゲームという特性上、死亡したキャラクターも登場する他、劇中で登場しなかった必殺技も多数登場。
ちなみに、4月11日にネオライダーの3人が実装されたが、大抵ゲームでの実装が早いライダーマンが何故か実装されていない。(逆にネオライダー達はアーケードゲームなどでの実装は遅く、珍しいケースである。)
残念ながら、2021年3月末日を以ってサービス終了する事が知らされ、ライダーマンや各種サブライダーが未実装のまま終了する事に…。
可能性の数だけ存在する数多の並行世界。
その中に、あらゆる世界への影響力を持った特別なシティ(街)があるという。
突如、数々の怪人を引き連れてシティを襲撃したMr.Xは、シティを破壊することによって、仮面ライダーのいる世界へ悪影響を及ぼそうと画策していた。
シティの司令官であるあなたは、デンライナーに乗って現れた仮面ライダーたちと協力し、Mr.Xの野望を打ち砕くため、シティの再建に乗り出した。
こうして、Mr.X率いる怪人軍団と、正義のために戦う仮面ライダーとの“シティウォーズ”の幕が開けたのだった!
シティウォーズには様々なバトル形式が存在するが、基本はアクションゲーム。画面タップでの攻撃やフリックでの回避や移動、様々な「アクション」を使いエネミーの撃破を目指す。
仮面ライダーについて
自身またはCPUが操作するキャラクター。それぞれ使えるアクションや通常攻撃、ステータスが異なる。
効果カードについて
ライダーに装備できるカード。最大9枚装備でき、アクションを追加したりステータスを上げたりすることができる。
アクション無しカード
その名の通りアクションの無いカード。後述のカードよりもステータスが上がりやすい。更にはあのネタも…。
BCカード
対応するライダーに装備させることでフォームチェンジが可能。外見や通常攻撃が変化し、より強力な必殺技を使えるようになる。
BC後にはアクションを装備できるスロットが増え、同じBC(フォーム)の必殺技をさらに2枚装備可能。
覚醒BCカード
イベントで「覚醒解放」を入手することで、必ず手に入るBCカード。
BCカードとしての機能を持ちながら、アクション無しカードと同等(もしくはそれ以上)のステータスを誇る。また、「覚醒効果」を必ず持っており、通常攻撃のスピードアップやスーパーアーマーなど効果は様々。
BC-EXカード
特殊効果「EXアクション」「EXスキル」を持ったBCカード。専用ステータス「EXレベル」を上げることで、ライダーバトル開始時からBCを発動できたり、変身時間を無限にすることが可能。ちなみにEXレベルの専用強化カードは存在せず、同じBC-EXを重ねなければレベルを上げることができない。。所謂限凸・集金要素である。
プレイアブルの選考基準は原典作品で味方になった、又はこれからの展開で共闘するライダーがプレイアブルになる傾向にあるようである。(実際に仮面ライダーローグは実装からしばらくして主人公達と共闘する道を選んでいるという事例がある。)
『仮面ライダー』
『仮面ライダーV3』
『仮面ライダーX』
『仮面ライダーZX』
『仮面ライダーZO』
『仮面ライダーJ』
『仮面ライダー龍騎』
『仮面ライダー剣』
『仮面ライダー響鬼』
『仮面ライダー電王』
『仮面ライダーキバ』
平成二期
『仮面ライダーW』
- 仮面ライダーW(サイクロンジョーカー)
- 仮面ライダーアクセル
- 仮面ライダーエターナル
- エターナル(T2ガイアメモリ全装着)※
- 仮面ライダースカル
- 仮面ライダーエグゼイド(アクションゲーマー レベル2)
- 仮面ライダーブレイブ(クエストゲーマー レベル2)
- 仮面ライダースナイプ(シューティングゲーマー レベル2)
- 仮面ライダーゲンム(ゾンビアクションゲーマー レベルX0)
- 仮面ライダーレーザーターボ(バイクゲーマー レベル0)
- 仮面ライダーパラドクス(パズルゲーマーレベル50)※
- 仮面ライダーゼロワン(ライジングホッパー)
- 仮面ライダーバルカン(シューティングウルフ)
- 仮面ライダーバルキリー(ラッシングチーター)
- 仮面ライダー1型(ロッキングホッパー)
- 仮面ライダー滅(スティングスコーピオン)※
- 仮面ライダー迅(フライングファルコン)
- 仮面ライダーサウザー※
※:エネミーとしても登場。
※1:別ライダー(怪人)だがBC枠で登場しているためここに記載する。
※2:必殺技/EXアクション演出にのみ登場。
※3:カードイラストにのみ登場。
※4:BC-EXでのみ登場。
※5:BTでのみ登場。
☆:覚醒実装済。☆二つはスーパーアーマーも実装されたもの。
本作の仮面ライダーは外部から召喚された存在という設定上、本作に登場するプレイアブルキャラクターと同一人物の敵キャラが登場してもベースとなった時期が異なるために矛盾は起きない(ナイトローグと仮面ライダーローグ、仮面ライダーエボルとブラッドスタークなど)。
- ショッカー戦闘員
- ガラガランダ
- 仮面ライダー1号(エボルト)
- ゲルショッカー戦闘員
- カメバズーカ
- アポロガイスト
- チャップ
- シャドームーン
- ン・ダグバ・ゼバ
- 仮面ライダークウガ アルティメットフォーム(エボルト)
- 仮面ライダー王蛇
- 仮面ライダーカイザ(木場)
- 仮面ライダーデルタ
- 仮面ライダーオーガ
- 仮面ライダーサイガ
- ライオトルーパー
- カッシスワーム(ディミディウス)
- シャドウゼクトルーパー
- レオソルジャー
- 仮面ライダーアーク
- マスカレイド・ドーパント
- ウェザー・ドーパント
- 仮面ライダーエターナル(T2ガイアメモリ全装着)
- 恐竜グリード
- カザリ
- 屑ヤミー
- 仮面ライダーコア
- ダスタード
- サジタリウス・ゾディアーツ
- フェニックス
- 仮面ライダーソーサラー
- 初級インベス
- ロード・バロン
- 魔進チェイサー
- 刀眼魔
- 仮面ライダーアマゾンアルファ
- バグスターウイルス
- 仮面ライダーゲンムゾンビゲーマーレベルX
- 仮面ライダーパラドクスパズルゲーマーレベル50
- ガーディアン
- ナイトローグ
- ブラッドスターク
- 仮面ライダーエボルブラックホールフォーム
- オーマジオウ
- 仮面ライダー滅
- 仮面ライダーサウザー
- 仮面ライダーアークゼロ
- Mr.X(怪人態)
- Mr.X(レプリカ融合体)
ライダーのステータスを上げるスペシャル施設はいずれもライダーに縁のあるもので、ほとんどはライダーの拠点や、街のシンボルたる塔から出典されている。ちなみに、原典由来でないものの中には東映カンパニービルもあったりする。
(なお、『555』は「西洋洗濯舗菊池」ではなく、「BAR_CLOVER」、『アマゾンズ』からは駆除班の拠点ではなく「野座間製薬」などと敵の拠点も混じっている。建てても大丈夫なんだろうか…。)
名称 | 出典 | 備考 |
---|---|---|
スナック「アミーゴ」 | 仮面ライダー | 序盤の拠点。中盤以降の本拠地「立花レーシングクラブ」は未だ未登場。 |
風見亭 | 仮面ライダーV3 | 風見志郎の実家。ちなみに原典での拠点は立花藤兵衛が経営するスポーツ用品店である。 |
コーヒーハウスCOL | 仮面ライダーX | 立花藤兵衛の経営するコーヒーショップ。GOD怪人が度々来る事で有名 |
アマゾンの小屋 | 仮面ライダーアマゾン | アマゾンが暮らしている小屋 |
超電子ダイナモ研究所 | 仮面ライダーストロンガー | ストロンガーがチャージアップへの変身能力を身に付けた研究所 |
志度ハングライダークラブ | 仮面ライダー(新) | 物語前半の拠点。後半の拠点は喫茶店「ブランカ」 |
赤心寺 | 仮面ライダースーパー1 | 沖一也が赤心少林拳を会得した寺院。厳密には谷モーターショップが拠点である |
パーフェクトサイボーグ研究所 | 仮面ライダーZX | 残念ながら、ZXは拠点を持たない為、敵の基地が採用された。 |
喫茶店「キャピトラ」 | 仮面ライダーBLACK | 南光太郎の先輩である東堂勝が経営するカフェ兼スキューバダイビングショップ |
佐原亭 | 仮面ライダーBLACKRX | 光太郎の親類である佐原家の邸宅。 |
ISS日本支部 | 真・仮面ライダー序章 | 真も本拠地を持たない為、敵の基地が採用された。 |
望月遺伝子工学研究所 | 仮面ライダーZO | かつて勝が望月博士と共にネオ生命体の研究を行なっていた研究所。 |
大地の精霊公園 | 仮面ライダーJ | 仮面ライダーJの舞台となった公園 |
ポレポレ | 仮面ライダークウガ | 五代雄介の住居でもある「オリエンタルな味と香り」が魅力の喫茶店 |
美杉家 | 仮面ライダーアギト | 津上翔一の住居でもある美杉義彦教授の邸宅 |
Oreジャーナル編集部 | 仮面ライダー龍騎 | 城戸真司が記者として働くネットニュース配信企業。 |
BAR CLOVER | 仮面ライダー555 | 主人公の本拠地ではなく、敵であるラッキークローバーの本拠地であるバー |
KITCHEN CAFE JACARANDA | 仮面ライダー剣 | 相川始が居候しているカフェ。厳密には主人公らの拠点は白井農場である |
甘味処たちばな | 仮面ライダー響鬼 | 表向きは甘味処である猛士の関東支部基地 |
BISTRO La Salle | 仮面ライダーカブト | 加賀美新がバイトをしている洋食店 |
MILK DIPPER | 仮面ライダー電王 | 野上良太郎の姉が経営する星をテーマにした喫茶店 |
カフェ マルダムール | 仮面ライダーキバ | 素晴らしき青空の会のメンバーの溜まり場であるカフェ |
光写真館 | 仮面ライダーディケイド | 光栄次郎が経営するパラレルワールドを旅する事の出来る写真館。 |
かもめビリヤード場 | 仮面ライダーW | 近隣に鳴海探偵事務所が置かれているビリヤード場 |
クスクシエ | 仮面ライダーオーズ/OOO | 白石知世子が経営する多国籍料理店 |
天ノ川学園高校 | 仮面ライダーフォーゼ | 主人公達の通う私立高校。 |
面影堂 | 仮面ライダーウィザード | 輪島繁が店主を務め、操真晴人が居候する骨董品店。 |
チーム鎧武の拠点 | 仮面ライダー鎧武/ガイム | ダンスチーム「鎧武」が拠点を置くガレージ。 |
久留間運転免許試験場 | 仮面ライダードライブ | 警視庁特状課が拠点を置く試験場。ドライブピットも地下に存在する |
大天空寺 | 仮面ライダーゴースト | 天空寺タケルの実家である寺院 |
野座間製薬株式会社 | 仮面ライダーアマゾンズ | 主人公の本拠地ではなく、黒幕の巣窟 |
幻夢コーポレーション | 仮面ライダーエグゼイド | 敵勢力の拠点であるゲーム開発企業。主人公の拠点は聖都大学付属病院である |
カフェ nascita | 仮面ライダービルド | 主人公達の拠点である喫茶店 |
クジゴジ堂 | 仮面ライダージオウ | 主人公達の住む時計屋 |
飛電インテリジェンス | 仮面ライダーゼロワン | 物語前半、終盤の拠点である大企業 |
ファンタジック本屋かみやま | 仮面ライダーセイバー | 主人公の拠点である本屋 |
キャッスルドラン | 仮面ライダーキバ | ビルに擬態したドラン族のモンスター…だが、召喚には応じてくれない |
風都タワー | 仮面ライダーW | 主人公の住む町のシンボルであるタワー |
ユグドラシルタワー | 仮面ライダー鎧武/ガイム | 主人公達の住む町のシンボルであるタワーだが、敵の本拠地でもある |
レプリカ
このゲームのナビゲーターを務める謎の少年。青い立体映像のような外見をしている。Mr.Xを敵視しているが、その正体は文字通り、楠見江のレプリカそのものであった。
ネガレプリカと融合したMr.Xレプリカ融合体が倒されたことで消滅・もう二度とシティを襲撃されないようクロスリンクシステムを破壊した。
怪人軍団を蘇らせて、ライダーシティに破壊と混乱を陥れる謎の人物。バーコードが描かれた黒尽くめのパーカーに身を包んだ人物だが、正体は破壊者でもないし、白いバイクライダーでもない。その名の通り、かつては財団Xでガイアメモリを研究していた。またかよ財団X。
物語の途中からは、青いX字が特徴の怪人体に変身し、戦闘に参戦する。
戦闘では青い剣や、サジタリウス・ゾディアーツのアポストロスを放って攻撃して来る。
本名は『楠見江』という科学者で、幼少期の自分を元に、クロスリンクシステムの知識を組み込む事で誕生した電子生命体、それこそがレプリカの正体である。しかし、レプリカの言動から、幼少期の楠見は仮面ライダーに対する敵意が無かったとの事。
Mr.Xの裏で暗躍していた人物。当初はMr.Xによりクロスリンクシステムで呼び出された個体だと思われていたが、正体は楠見江が復元した新世界から去っていったオリジナルのエボルトであった。
CHAPTER26からはクロスリンクシステムを手に入れ、自身の擬態をも使いシティを滅ぼそうとするが…。
CHAPTER31ではネガレプリカによって呼び出されたブラッドスタークが登場したが、既に最強の力を手にしているビルドとクローズにあっけなく倒されてしまった。
ネガレプリカ
エボルトによって、レプリカをコピーされることによって作られた第二のレプリカ。自らを作ったエボルトを謀殺し、過去の時系列から呼び出したエボルト(ブラッドスタークの状態)、アマゾンアルファや木場勇治が変身したカイザ、仮面ライダーエターナルに仮面ライダーパラドクスを呼び出し、攻撃を仕掛けてきた。
その目的はネガレプリカの"パパ"を殺してあげるためだった。パパはライダーシティの裏側に属するもうひとつの怪人による怪人の為のシティの住人であり、生き残る為に掠奪や殺しを繰り返すうち、不死身の身体を手にしてしまった。(その街は怪人に縁のある建物で構成されているという。敵の拠点であるBAR CLOVERが混じっていたのもこれが理由なのだろうか。)
そんな彼を救うため、対局の存在であるライダーシティを消すことでもうひとつのシティごと消滅させようとしていたのだ。当初こそ残虐で幼稚な性格をしていたが、それも電子生命だったが故に学習が不十分だった為であり、ライダー達との戦いを通じて痛みなどの感情を覚えた。
奪われてきた悲しみを味わわせる為、レプリカを取り込みMr.X(レプリカ融合体)へと変貌。しかし仮面ライダー達によって計画を阻止される。パパを生かしながら救う方法を捜すべく、元の世界へと帰っていった。
そのあり方は多くのライダーからは非難されつつも、中には同情を示すライダー達も見られ、現役の父親ライダーであるバスターに至っては子供ともいうべき彼らに業を背負わせた「パパ」に対して怒りの色を見せていた。