ガイ(Guy)とは、カプコンのゲーム『ファイナルファイト』『ストリートファイター』シリーズ等に登場する架空の人物。
漢字表記は『凱』。武神流第39代伝承者の忍者であり、非力ながらも機敏な動きと連撃やトリッキーな技で戦う。外見は赤色の胴着とナ○キのスニーカーを履いている忍者らしくない格好が特徴。古風な性格で「ござる」口調で自分を「拙者」と呼ぶ。嫌いなものは横文字で「サイコパワー」を「サイコッパーワー」と発音してしまったりする。あまりにも特徴的すぎる読み方である為、ガイ弁と呼ばれる。
第1作『ファイナルファイト』ではさらわれたハガー市長の娘、ジェシカの恋人であるコーディーの友人で義侠心から助太刀をする設定だった。その為かSFC移植の際、関連性が薄いということで削除されてしまった。だが、人気高く「ガイを使いたい」という要望が多かったので後にコーディーの方を削ったバージョンの『ファイナルファイト ガイ』が発売された。
エンディングの際にガイが恋人から逃れようとするコーディーを叱咤すべく起こした行動は今だに語り継がれている。
その後は『ファイナルファイト タフ』でもプレイヤーキャラで再登場している。
格闘ゲームデビューは『ストリートファイターZERO』シリーズの第一作目。声優は岩永哲哉氏。ソドムと共に『ファイナルファイト』シリーズからの出演の橋渡し役となった。当時は開発スタッフの間で「ガイを強くしよう」という話があったらしく、意図的に強くされていた。その影響か中平漫画版『ストリートファイターZERO』でも殺意の波動に目覚めたリュウを無傷で撃破したりとジョーカー的な存在で活躍した。だが、それ以降は中堅の強さに落ち着いている。
ZERO3でようやく登場したコーディーが堕落していた時は驚いていたものの、多くは聞かなかった。といいながらも結局は気にしているような描写が見受けられ、それは『スパIV』にも引き継がれた。
『ナムコクロスカプコン』にも出演し、武神流繋がりで『キャプテンコマンドー』の翔とタッグを組んでいた。翔のスモークボムのお陰もあって3強ユニットの一人となった。スモークボムのオプション扱いされる時もあるが、スモークボムを封印してもガイの技でそれなりに戦える。そしてMAではキャプテンコマンドーのメンバーと共に協力することになるが、五人目のメンバーと言われてもおかしくないぐらい異常なほどに馴染んでいた。その為、「武神コマンドー」と呼ばれる時も。ちなみに横文字の苦手っぷりはこの作品でも発揮された。
続編シリーズの二作目である『プロジェクトクロスゾーン2』では出演こそしていないものの、リュウ&
最新作の『スーパーストリートファイターIV』でもコーディーと共に出演をしている。太ったなんて言わないように。 一つ一つの技は強いが、癖のあるジャンプ等もあって玄人向けの性能となっている。声優が最上嗣生氏に変更され、「ヒザでござる!」「ムネーン!」などの珍台詞も増えた。今頃になって忍者らしくない格好をよくツッコまれたからなのかアレンジコスチュームで遂に忍者らしい格好を見せた。それでもさすがにスニーカーは外せなかったようだ。
幼い頃は現在からは想像もつかないほどの不良少年だったが、武神流の師匠、是空に素質を見出されて武神流忍術を伝承されるという設定になっている。
なお、ガイの師匠については2人存在し、『ファイナルファイト2』では「源柳斎(げんりゅうさい)」、『ストリートファイターZERO』では「是空(ゼクウ)」となっており、これらの一見矛盾する設定との整合性については当初不明となっていた。しかしながら、後の作品にて設定が見直されて「源柳斎家は武神流忍術の宗家」であると明かされ、第37代正統継承者であった源柳斎が一旦分家である「是空」に第38代の座を継承した上で娘の源柳斎マキを預け、ガイとマキは是空の下で修行を積んでいたという設定となった。つまりは結論的に「源柳斎」はガイとマキの視点からは「先々代」、「是空」は「先代」の師匠という位置付けで話が纏まっている。
彼には先々代師匠・源柳斎の娘である源柳斎麗奈(レナ)という婚約者がいる。彼女の妹で『ファイナルファイト2』に出演した妹弟子の源柳斎マキに武神流伝承者の座を巡って追われる立場にある。(本人はほとんど相手にしていない)
他にもZEROシリーズのローズとの関係も注目されている。中平漫画版ではベガに倒されたローズを救出する際にお姫様抱っこをしただけの関係なのに…。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/23(月) 10:00
最終更新:2024/12/23(月) 10:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。