(ラテン文字転写:Oktavia von Seckendorff、カナ表記:オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフ)は、『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する魔女。アニメでは第8,9,10話に登場した。
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この項目は、『まどか☆マギカ』のネタバレ成分を多く含んでいます。 続きを読みたい方はスクロールをしてください。 |
美樹さやかは上条恭介の幸せを願って魔法少女になったが、心の中では自らの幸せを追い求めていた。Look at me
それでも彼女は自分のために力を使うことを否定し、「正義の味方」であり続けようとする。Look at me Look at me
しかし、戦いの経験不足やまどかとの資質の差へのコンプレックスから、彼女は魔法少女の真実や魔女との戦いの中で心身ともに消耗し、次第に精神の均衡が崩れ始める。まどかの言葉も杏子の思いも届かなかった彼女の心は遂に限界に達し、黒く染まったソウルジェムはグリーフシードへと変化した。直後に孵化したグリーフシードから誕生したのが、人魚の魔女「Oktavia von Seckendorff(オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフ)」である。Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me HITOMI WO MIGOROSHI NI SHITEOKEBA Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me
その性質は恋慕。叶わなかった恭介への想いそのままであり、人魚の姿も「人魚姫」になぞらえたものである可能性が高い。結界はコンサートホールをモチーフとしたものであり、通路にはさやかの過去の一部が映し出されていた。
甲冑を被った人魚という形状であるが、後に公開された設定資料によると、甲冑の中身は半ば溶けかけたさやか自身の姿をしており、コレについては、強がって本当の弱い自分を隠そうとしたさやか自身の心理を表しているとも捉えられている。Look at me Look at me Look at me ANTA NI WATASHI NO NANI GA WAKARU Look at me Look at me Look at me
さやかの人格は消失しており、[1]使い魔Holger(ホルガー)による楽団の演奏を聴き、邪魔者を排除するだけの存在と化している。背中の髪ともマントともとれる部位と、左手で構えている剣にさやかの名残が見られるが、主な攻撃手段は自在に動く大量の車輪である。一説によればイングランド地方に伝わる伝説の大妖怪を召喚したものであるらしい。Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me NOROTTE YARU Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me
さやかを取り戻そうという一縷の望みに掛けた杏子、まどかと対峙。杏子がまどかを守るための防御壁を展開しながら戦っていたとはいえ2人を追い込む力を見せる。2人の必死の呼びかけにも応えることなく、最期は自爆した杏子と運命を共にした。[2]Look at me Look at me Look at me Look at me SHINEBA II Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me MINNA HOROBIRO Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me KYOUSUKE
ほむらが経験した他の時間軸でもこの魔女は登場したが、姿と性質こそ同じながら結界の様子が異なり、使い魔もバックダンサーであるKlarissa(クラリッサ)へと変化していた。Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me GOMENNE
当然さやかファンはさやかの魔女化に衝撃を受け悲しんだわけであるが、その後開き直り、さやかの使い魔を名乗りだした。
また、二次創作で作られたイラストや漫画の中に、制服姿で頭部だけ魔女化したさやかや、首から下が魔女化して頭部のみそのまんまやらと言ったデザインで描かれるモノが数多く出てきた。
(通常ver.)
恋慕のドッペル
その姿は、人魚
この感情の主は年相応の恋に悩み、
一人では背負いきれぬほど過酷な運命を選択した。
そしてそのドッペルもまた恋を夢見ながら空中を自在に泳ぎ回り、
主のためにがらんどうの体から音を奏でる。
自身が発する音波にのせることで数多の剣を飛ばし操り攻撃できもするが、
このドッペルを使い続ける限り
胸に秘めたわだかまりから逃れることは出来ないだろう。(晴着ver.)
恋慕のドッペル
その姿は、人魚
この感情の主は、年末も変わらず恋心に悩まされていたが、お気に入りの晴着を着ることができてご満悦の様子。
それでも心の中には、変わらぬ恋から生じる不安が潜み、静かに主を苛んでいる。
そのドッペルも恋に焦がれていたが、縁起物を纏うと共に自身を持つと、除災招福と言わんばかりの輝きを放つようになり、道行く先に障壁があっても臆することなく正面から突っ込むようになった。
その勢いで圧壊させられる者は、最後に太陽と富士山を目撃し、一筆をしたためられるだろう。(波乗りver.)
恋慕のドッペル
その姿は、人魚
この感情の主は、「想いは告げねば届かない」という真理から目を逸らし、偶発的好機という名の夏のビッグウェーブを待ち続けている。
このドッペルはそのため暇を持て余しており、解放されるや否や奔放に泳ぎ回る。
その攻撃は単純な運動エネルギーと位置エネルギーの合わせ技であり、加速する夏の情熱と募らせた恋心の圧倒的質量を利用して敵を圧壊せしめる。
主は一時的に感情を放出し、スッキリした後は、「好機はまだ到来していない」と再び自分に言い聞かせ続けることだろう。(『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』では恋慕のドッペルとして出現。Oktaviaの頭部にさやかが乗り、さやかの号令の元、先の曲がった剣を無数に発射し、音波に乗せて動かし切りつけるというもの。
ちなみに、さやかがドッペルを発現できるようになったのはほむらの水着ver.の魔法少女ストーリーで明かされるのだが、なんと釣り大会の最中、かのこの冷却ファン付き特製水着を着せられ、みたまの催眠術が効きすぎて暴走したやちよにルアー代わりにされてぶん投げられ、ファンの防水対策ができていなかったから感電、その危機的状況でドッペルが出てきてしまった、となんともご無体な理由である。
その後ほむらがさやかとやちよもろともドッペルの一本釣りに成功して助けられることに。ということで水着ほむらのマギアではさやかとドッペルOktaviaがノリノリで客演するのだった。
晴着ver.では鯛のように赤く丸々とした姿となり、頭部のさやかも宝船に乗っている。そして敵めがけて急降下して体当たり、直後なぜか「勝訴」と書かれた幕(裁判の判決が出された後に速報的に出されるあれ。正式名称「判決等速報用手持幡」、俗称「びろーん」)を出すのであった。波乗りver.ではサーフボードに寝そべったシャチのような姿になり、頭部にビーチボールを乗せ、さらにその上にサーファー状態のさやかを乗せている。攻撃もさやかの動きに合わせる形でサーフィンし、空に向かって跳ねた後敵めがけてダイブする形になっている。
「魔女さやかのテーマ」も参照。
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519 ななしのよっしん
2018/08/12(日) 11:39:20 ID: HwJk0zapEI
520 ああああ
2019/01/21(月) 11:47:36 ID: VwWnBpM6HV
まんまクラッシュよなぁ
本家も血液から呼び出してるし
こっちはさすがに噛みついて攻撃とかはしないけど
521 ななしのよっしん
2019/01/26(土) 11:20:11 ID: ti2HwXRhFY
マギレコのクーほむストーリーで10話でほむらを助けた人魚のグリーフシードの件がまたちょっと話題になってたね
一個だけ取って置いたというよりまどかはさやかの形見としてあれを持っていたんだ
そりゃ絶望して死んだ親友の成れの果てに自分の穢れを押し付けることなんてできないよな
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最終更新:2025/05/17(土) 08:00
最終更新:2025/05/17(土) 08:00
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