DR-Zとは、スズキが開発・製造していたオフロード/スーパーモタードタイプのオートバイ(普通自動二輪車)である。
総排気量398ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載。
日本仕様の発売は終了しているが、海外仕様の生産は2013年時点で継続中とのこと。
ここでは、レース用モデルである "無印" と "E" に関しては触れないものとする。
DR-Z400Sは2000年4月1日発売のオフロードバイク。フレームは前後分割式セミダブルクレードル方式を採用。リア部分はアルミニウム、一部にクロームモリブデン鋼を使用することにより、強度と軽さを高次元で両立することに成功した。
エンジンは新開発のものを採用し、シリンダーヘッドカバー・クラッチカバーにはマグネシウム合金製、バルブスプリングリテーナーや鍛造ピストンにはアルミニウム製を採用し性能と軽さを両立。オイルタンクをフレーム内蔵にすることにより、スリム化も実現した。
2008年11月、排ガス規制強化の影響でSM共々日本仕様の生産を終了。
DR-Z400SMは2003年に開催された東京モーターショーに出品された「DR-Z400Sスーパーモタード」の市販版である。2004年12月1日発売。
その名の通りSをモタード化したものであり、オンロード向けのホイールを装備。
サスペンションに関しては、フロントフォークは倒立タイプを採用。同社のモトクロス用レースバイクである「RM」シリーズの流れを汲むものをオンロード向けに改良し装備している。
2006年からはレンサル製テーパータイプハンドルバーと前後アクスルスライダーが標準装備化された。
SMZはSMの限定モデル。
S | SM | |
形式名 | BC-SK43A | BC-SK44A |
全長 | 2310mm | 2225mm |
全高 | 1225mm | 1195mm |
全幅 | 875mm | 850mm |
ホイールベース | 1475mm | 1460mm |
地上最低高 | 300mm | 260mm |
シート高 | 895mm | 870mm |
装備重量 | 141kg | 145kg |
最小回転半径 | 2.2m | 2.6m |
エンジン形式名 | K419 | |
総排気量 | 398cc | |
冷却方法 | 水冷 | |
気筒数 | 単気筒 | |
ストローク数 | 4ストローク | |
吸排気弁構造 | DOHC4バルブ | |
内径×行程 | 90mm×62.6mm | |
圧縮比 | 11.3 | |
最高出力 | 40PS/7500rpm | |
最大トルク | 4kgfm/6500rpm | |
燃料供給装置 | キャブレター(BSR36形) | |
燃料タンク容量 | 10L | |
燃費 (60km/h定地走行テスト値) |
40km/L | |
エンジン始動方式 | セルフスターターのみ | |
点火装置 | CDI式 | |
エンジン潤滑方式 | ドライサンプ式 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング式 | |
トランスミッション | 常時噛合式5速MT | |
タイヤ | 前:80/100-21 後:120/90-18 |
前:120/70R17 後:140/70R17 |
ブレーキ | 前後とも油圧式シングルディスク | |
ABS | なし | |
サスペンション | 前:正立テレスコピック式 後:スイングアーム式・モノサスペンション |
前:倒立テレスコピック式 後:スイングアーム式・モノサスペンション |
フレーム形式 | セミダブルクレードル方式 | |
価格 | 69万900円(最終モデル) | 73万5000円(最終モデル) |
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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