F.O.E 単語

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エフオーイー

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F.O.E(エフオーイー)とは、ゲーム世界樹の迷宮シリーズ」で登場する、フィールド上で確認できる強敵の事である。

Field on Enemyの略……とされるが、ゲーム内で明示されておらず、異説がある。詳しくは後述。

その他の"foe"はfoeの記事参照。

概要

世界樹の迷宮シリーズランダムエンカウントを採用しているが、それとは別にマップ上に「F.O.E」と呼ばれる視認可モンスターが配置されている。
プレイヤー歩くごとに、大抵のF.O.Eも同時に移動するようになっており、接触すると戦闘に突入する。

そこまではシンボルエンカウントの一種であるが、多くのF.O.Eは非常に強いという特徴がある。
RPGでいう中ボス的な存在ではなく、戦えば死ぬというレベル恐怖の対であり、ゲーム内でも戦闘は避けるべき存在であると説明される。
シリーズ初心者が初めて到達した階で遭遇したF.O.Eに挑み、あっけなくhage全滅)の憂きに遭うのはもはや恒例行事
倒すには階層を進めてレベルを上げ、装備を強化してから挑むのが普通である。特定のF.O.E撃破に特化したパーティを組む場合もあり。

世界樹の迷宮III」までは、戦闘前はモヤモヤした球状の物体として表現されていたが、ハード3DSに移行した「世界樹の迷宮IV」からはフィールド上でモンスターの全身が描かれるようになった。もやもやの不気味さ、中身の予想不可能な感じも捨てがたく、寂しいという意見もあり。

F.O.Eにも稀少個体が存在し、倒せば多くの経験値を得られる。ただし素さが非常に高いうえにターン数を重ねるごとに攻撃力が上がっていく特性を持つ。また通常敵の稀少個体と違い、逃げる事はない。
ボスのF.O.Eには稀少個体が存在しない。

F.O.Eの習性

F.O.Eは避けるべきものであるため、ほとんどの場合F.O.Eと遭遇しないように回避しながら迷宮探索できるようになっている。 そのため、F.O.Eの移動パターンを握し如何に回避できるかが探索においての1つのポイントとなっている。

多くのF.O.Eはこちらが一歩移動するのと同時に一歩移動するが、倍速のものや鈍足のものもいる。また、別の敵と戦闘中ターンが経過しても移動し、接触すれば乱入してくる。1体なら何とかなるF.O.Eも、挑戦する場所を考えないと2体同時に相手する羽になったり。
動きも多で、所定のルートを巡回したり、プレイヤーを認識したら延々と追跡したり、普段は1歩も動かないのに戦闘を始めるとこちらに向かってきたり、氷上を滑ってあっというまに接近してきたり、認識した途端に周りのF.O.Eを呼び寄せたりと一筋縄ではいかない連中ばかりでもある。

姿が表示されるようになったIV以降は、F.O.Eを利用してプレイヤーでは壊せないを破壊したり、F.O.Eをトラップにハメたり別のF.O.Eをけしかけて始末したりと、パズルを解くカギとしても扱われる事がある。

F.O.Eと戦う

F.O.Eは避けるべきものであり、時にフィールドの仕掛けを利用して回避することがめられるが、倒せるなら仕掛けのほうをスルーしても構わない。なお、ほとんどのF.O.Eは撃破すると一旦マップから消えるが、ある程度日数が経過すると復活する。復活するタイミングam00になった時。
また、強いと言ってもそのエリアボスよりは劣ることがほとんどで(それだけボスが強いということである)、ボスに挑む前に腕試しに挑戦するのもいいだろう。F.O.Eのドロップアイテムは強力な武具の材料になる事も多いため、レベルを上げ、万全の準備を整えてから挑むことで、相応の恩恵も得られる。(多くの場合経験値も多いが『』では一0)。

F.O.Eの戦法は雑魚ボスよりのあるものが多く、ひたすら威力の全体攻撃をする、特定ステータス異常を全体にこれでもかとばら撒く、即死コンボのようなことをしてくる、他のF.O.Eと連携するなどさまざまであるが、逆に言うとネタが解っていれば対策出来るものも多く、創意工夫で低レベルでも撃破できる場合もある。

IIIまではモヤモヤの色がF.O.Eによって設定されており(など。ボス)、は特に強いなどの傾向が大まかに確認できた。ただしパーティが成長しても色は変わらないので、後から倒しに来ればでも強いわけではない。
IV以降は下画面に出るマップ上のF.O.Eアイコンの周囲に出るオーラの色でF.O.Eの危険度(危険度:ボス級は)が示されるようになり、危険度もパーティレベルによって変化するようになった。ただし、あくまでも安で、でも十分強いものもしくない。

内部的にはF.O.Eと「パーティで最もレベルの高い冒険者」とのレベル差が-3以下で、0~-2で、こちらのレベルが1でも上回るとになる(例:IVモスロードレベル79)。ただしV以降はやや異なる。

一部のボスF.O.Eは3x3マスで表示される。こちらはオーラが出ない。

F.O.Eの一部

シリーズの名物F.O.E。毎回序盤に登場するF.O.Eの代名詞的な存在。
 「困惑のステップ」でパーティ混乱させ、高い攻撃力で粉砕してくる。

  • 全てを刈る

こちらもシリーズの名物F.O.E。通称カマキリ。ちなみにこの名はⅠのもので、作品毎に名称が良く変わる。
相当のF.O.Eであり単純火力耐久力鹿とはべ物にならない。というか階層ボスを倒したボウケンシャーすら成すすべなくhageさせる実力を持つ作品すら存在する。
作品によっては広範囲攻撃技や複数回攻撃技、即死攻撃技を有していたりと凄まじい殺傷力を持つ。 
大体の場合、ドロップアイテムの大から強力な物を作ることができる。

恐らく、無印において色々な意味で有名なF.O.E。
本作の世界樹に住む亜人族「モリビト」の一部が暴化した女性モンスターであり、を振るって封じ攻撃を入れるほか混乱などの状態異常を引き起こす厄介な存在。
しかし、に特筆すべき点はその姿がどう見ても全裸なことであろう。大事な部分は長いだけで隠しているときている。
おまけレアドロップアイテムが「全部位を封じて」手に入る「濡れた糸」。アトラスなにかんがえてるの
確信犯レベル痴女モンスターである。

『新』では流石全裸のまま3Dポリゴンまずいと判断されたのか、水着のようなを着せられている。
だが後ろを取るともろにTバックが見える。これはこれでいやらしい

個別記事参照。

』のF.O.E。
ザコモンスタードラゴンパピー」の成体であり、炎ブレスによる広範囲攻撃のみならずまさかの子守唄でPTメンバーを眠らせようとしてくる。
だが、に恐ろしいのはこいつの大群がひしめいている部屋が存在すること。
通称「保護者会」「PTA総会」とも。
厄介なことにプレイヤー戦闘中に接近する思考ルーチンを持つため、戦闘が長引くと四方を囲まれて延々乱入され続けることに…

  • うろつく跳

』のF.O.E。シリーズ史上初の大地F.O.E。
みんな大好きカンガルー。しかも子連れ。

世界樹の迷宮において、こんなかわいいモンスターかわいいだけのはずがない。

4はシリーズで初めて体験版が配布されたが、その体験版中で最強を誇るモンスターであり、ラスボスと言える。
体験版特有の制限(レベルキャップ、装備、アイテムetc)で挑むのはかなり難度が高く、多くの冒険者を綿毛に変換した。
最も研究されたモンスターかも知れない。

  • の支配者

』の大地で遭遇する巨大鳥のF.O.E。遭遇時期はゲーム終盤とかなり遅め。
初めて見かける時点ではオーラなので大抵のプレイヤーオーラになってから挑むと思われるが、このオーラ関係しにとても強い。
というのも、基本となる行動パターンPT全員の回避率を下げてから全体即死攻撃を命中させてくるという悪極まりないものだからである。
そのため策だと出会って数ターンhageる憂きに遭いやすく、いわゆる「オーラ詐欺」のF.O.Eとしては強な部類に入る。

『Ⅴ』の第四階層に登場する巨大な蠕のF.O.E。盲目だが水晶く音、戦闘音、警報ゼミの(警MAX【3】時)を頼りにボウケンシャーを襲う。
行動はすっとろいが、ダメージを受けるとそのターン中攻撃力・命中力が大幅に上昇。全裸フェンサーすら的確にとらえるスナイパーっぷりからまともに戦うと苦戦を強いられる。
しかし、とある耐性にがあるせいで時に乱獲され、時に飼いならされ、時ににされ、時に特攻させられる哀れなミミズと化している。
ふえるワルユメちゃんと双璧を成すⅤ名物のF.O.E。

個別記事参照。3DSではしいフィールド上ではDSでお染みの橙色の球体だが言わせてもらおう。
お前のようなF.O.Eがいるか。

  • 経巡る大果

お祭り作品である世界樹の迷宮Xを代表する、倒立した巨大パイナップル
即死効果を持つ「濃縮消化液」や拡散する「稲妻果汁」などを使用し、さらに時折これの小版であるパインを召喚し自身は後列に下がってしまう。
このパインは大変脆いのだが、物理攻撃で倒すと死に際に「弾ける麻痺汁」でこちらに麻痺を振りまいてくる、かといって放置すると連携技「パインコレダー」の雷が飛んでくる。
総じてとてつもなく事故率が高いため、油断すると非常に危険な相手となる。
これ以降も、三属性大小合わせて合計6種類のパインが登場し、プレイヤー記録に残ることとなる。

世界樹名物のカボチャ系F.O.EがXでも登場。を抜けて移動する、果てしなく追跡してくる、倒してもすぐに沸いて来るとっているために、出現する小迷宮惑の」ではコイツから逃げ回る羽になる。
ステータスは他のクリア後F.O.Eの僅か1/10以下のHP(3883)しかなく、攻撃はに「煉炎」(炎属性の全体攻撃)で、通常攻撃がたまにある程度。
しかし、突壊炎氷雷の6属性の耐性がx(0倍)で1ケタしかダメージが通らず、属性も0.25倍の耐性持ちため、対策のパーティだと倒せず、際に追い込まれると「詰み」が発生してしまう場合すらある。
その一方で、ブシドーの持つ「割り」などの耐性無視攻撃なら1ターンで倒すことすら可で、稼ぎ対としてカボチャ割りされる運命にあったりもする。
ドロップアイテムは「カボチャバット」()の材料になるのだが、こんな名前でありながらATKが230と高く、これより上はしか存在しない。その結果、ドクトルマグスのマスタリーを取得するとカボチャバット最強になってしまう。
(他には「パンプキンヘッド」兜)の材料の1つで、こちらは妖服も1つ必要)
炎氷雷のどれかで止めを刺すと千変南瓜を落とすが、これはリーパー最強の体防具「禁忌の狭衣」の材料となる。
(モンスター図鑑に「獄炎を自在に操るカボチャ。非常に硬い頭に術式を理にねじ込むことで表情が多に変化するようになるという。」とある)
状態異常の耐性はスタンに限りx(0%=効)で、呪いに限り◎(300%=非常に効きやすい)。
それ以外は全て(25%=効きにくい)となっている。
それゆえ、割り以外で倒そうとすれば呪いの反射ダメージまたはダメージ
ミスティックの破:亜絞破等で減らしていくしかない。

F.O.Eは上記のように日本語名であることが多い。MTGカード名などと命名規則が似ており、「英語名を日本語翻訳したような雰囲気」を意識したものなのかもしれない。
永劫の玄王→アイアンタートルのように、シリーズをまたいで同種のザコになると名前も変化したりする(例外も多い)。

F.O.Eは何の略?

に"Field on Enemy"という英語があてられているが、本当は違ったという情報があり、元はfoeという英単語(単に「敵」などを意味する)が変化したものだったらしい?
フィールドオンエネミー(敵の上の地面?)だと語順がおかしいという摘もある。英語版では違う単語があてられているそうである。

どうやらF.O.Eの正式な意味はゲーム内や説明書で説明されたことがないが、かといってField on Enemyが非公式ということもなく、一作発売前のゲーム誌の記事で既に確認できる。現在公式攻略本公式ブログ等で使用されているので、やはりフィールドオンエネミーで間違っていないと思ってもいいし、意味はよくわからないが「エフオーイー」なのだと思っていてもいい。なんなら「フォー」とか「フォエ」とか読んでも構わない。

他シリーズ

ペルソナシリーズ外伝作品である、
ペルソナQ シャドウオブザラリンス」及び「ペルソナQ2 ニューシネマラビリンス」では、
世界樹の迷宮システムを使っているため、F.O.Eシャドウが現れる。
PQシリーズではそれぞれに正式名称がつけられており、
PQ1では「フューシス・オイケインエイドロン(本に棲まう偶像)」
PQ2では「フィルム・オプスキュリテ・エタンデユ(映画に広がる闇)」となっている。 

また、本シリーズ外伝となる「世界樹と不思議のダンジョン」では「D.O.E」と呼ばれるモンスターが登場する。こちらもダンジョン自然発生するザコ敵と異なる強力なモンスターで、条件を満たさないと1ダメージしか出ないという特徴がある。
迷宮内の深い階層で発生し、地下から地上に向けて侵攻してくる(ダンジョンマップD.O.Eがいる階層が表示される)。もし地上に到達した場合、その回の冒険は失敗となる上、 町が破壊されてしまい町の修理に金や時間がかかってしまう。
対策はダンジョンの階層に「砦」を作ってそれで食い止める(砦は壊されるがその際D.O.Eは引き下がる)か、「砦」に控えのパーティ派遣しておき防衛戦を行って倒すか、あるいは自らD.O.Eを倒すかと言うことになる。こちらはF.O.Eとは逆に体をって食い止めねばならない「避けては通れない存在」であるが、マップ内で姿を確認し、動きに注意をめられるところは同じである。
また、D.O.Eが何の略かわからないところも同じ。

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