高梨政盛 単語

高梨政盛（たかなし・まさもり　1456 ～ 1513）とは、信濃国の戦国武将である。高梨政高の嫡男。子に高梨澄頼がいる。

概要

高梨氏は源平時代から続く北信に拠点を置く名族であり、木曾義仲に従い刑死した高梨忠直がいる。

父と同じく、室町幕府8代将軍・足利義政より偏諱を受けて政盛と名乗る。13歳の時に父が亡くなったため家督を継いだ。

政盛が家督を継いだ当時は関東の大騒乱である『享徳の乱』が依然開催中であり、成氏方に味方していたため隣接区域のほとんどを敵に囲まれていた。それでも父の奮闘もあり、広大な領土を治め、上杉房定配下の長尾氏と友好的な関係を続けており、婚姻関係を結ぶことによりより強固な関係を築いた。

1507年、長尾為景が越後守護・上杉房能に対して謀叛を起こすとこれに加担して房能を自害に追い込んだ。するとこれに激怒した房能の兄・上杉顕定が大軍を率いて越後に攻めてきた。一度は敗北を喫するも1510年になると顕定を討ち取り武勇を近隣諸国に轟かせた。

最晩年には本拠の信州中野の旧主であった中野氏を滅ぼすことで高梨氏の最盛期を現出し、程なくして亡くなった。

黒姫伝説における黒姫の父という。（この伝説に関しては孫・高梨政頼ともされる。）

補足

「信長の野望」（PC）シリーズにおける高梨政盛の能力一覧。

統率がソコソコあり、創造ならば武勇は75以上は確実か？

関連項目

• 高梨政高
• 高梨澄頼
• 長尾為景
• 上杉房能
• 上杉顕定
• 高梨氏
• 黒姫伝説
• 長野県
• 中野市
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