虚憶 単語

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キョオク

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独自研究

この項は、独自研究を元に書かれています。
このような妄想チラシの裏に書くことをオススメします。

意見及び手直しなども、随時受け付けております。

 

虚憶(きょおく)とは、デジャヴである。

概要

簡潔に現すと、「前世の記憶」「失われたはずの記憶」「何者かによって意図的に封印された記憶の残滓」などといった、本来持ち合わせないはずの記憶のことをすと思われる。「あるはずの記憶記憶喪失とは全く逆の、「いはずの記憶がある」状態、ともいえる。
元はゲーム第2次スーパーロボット大戦OG(以下、『第2次OG』と記述)」の作中で登場人物の1人ユーゼス・ゴッツォが語った言葉であり、本作でのみ登場する造語なのだが、似たような概念や描写は他の様々なファンタジー作品やSF作品などで度々登場している。

基本的には「既視感」「デジャヴ」などと似ているが、こちらの場合は上記の作品(第2次OG)の例を見るに「デジャブ」の記事で解説されているようなものとは異なり「前世の記憶」など、フィクション作品におけるファンタジーSF的な要素が組み込まれたものである。
ちなみに原典であるゲーム中ではユーゼススパロボOG世界にて登場した際に、かつて別の並行世界(他作品)で登場した際の記憶を一部のみ引き継いだ状態をしてこの言葉を発しているが、過去にも「スーパーヒーロー作戦」ではエピローグにて主人公ほかガイアセイバーズ(ヒーロー達)の面々が世界の崩壊と共にそれぞれの本来存在した世界へ帰還しながらも、「詳細は思い出せないが、ガイアセイバーズという仲間がいた」という『虚憶』を引き継いでいた描写が見られた。(スパロボシリーズとは異なると思われるが)
ちなみに「第2次OG」作中では、ストーリーラストで欠落していた前世の記憶を埋め合わせたユーゼスが「(存在するだけの記憶ではなく実体験を伴う記憶として)虚憶実憶となった」という旨の発言もしている。

スパロボシリーズ以外の作品でも例を挙げると、「遊☆戯☆王」では読む事はおろか見た事さえいはずの古代文字テキストを一見て解読できてしまう描写があったり(海馬社長)、続編にあたる「遊戯王ZEXAL」ではバリアン勢の七皇達がそれぞれに因縁の深い遺跡へ訪れた際に同じく記憶裏にフィードバックしてきたり、また「ジョジョの奇妙な冒険」第6部のラストでは宇宙が一巡した後の世界にて全ての人類が自分が生まれてから死ぬまでの全ての記憶を持っている、という描写も見られ、こちらも上記で記述した虚憶(いは、それと似た概念)として該当すると思われる。
大体はパラレルワールドや前世の記憶を題材とした作品で登場し、ストーリー上の演出以上に伏線を示す描写として登場することが多い傾向にあり、詳細がに包まれた虚憶を実憶とするべくストーリーが展開していく、というものも少なくない。また伏線として使用する場合は、既視感の描写以外でもという形で記憶が登場する場合も。

上記のスパロボシリーズを含め、同じシリーズ(またはメーカー作者が同じの)作品にて時折、他の作品に縁の深いキャラゲスト出演しているキャラに対して作中の登場人物が「この人はどこかで(見た)会ったような気がする」という旨の発言をするケースもあるが、これらもいうなればパラレルワールドならではの遊びとして「虚憶」が登場していると言えなくもい。

いずれにしても、虚憶が登場する作品では基本的に視聴者は神の視点ストーリーを楽しめる構造になっている傾向にあるので、作品(シリーズ)によっては他の世界や作品との繋がりを匂わせたり言することでストーリーを一本の線へ統合する要素にもなったりする場合もある。

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最終更新:2024/12/23(月) 15:00

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