神沙映月(じんじゃ える)とは、koi原作による4コマ漫画『ご注文はうさぎですか?』に登場するキャラクターである。愛称は「エル」。誕生日は6月15日、血液型はAB型。名前の由来はジンジャーエール。
この項目は、アニメ未放送の内容を多く含んでいます。 原作未読の方はご注意ください。 |
初登場は原作8巻。神沙夏明(ナツメ)の双子の姉であり、父親は大手コーヒーチェーンである「ブライトバニー」の社長というお嬢様。年齢はチマメ隊やフユと同じで初登場時は中学3年生。9巻からは高校1年生になっている。シャロ、マヤ、メグが通うお嬢様学校に入学し、マヤと同じクラスになっている。マヤ、メグとの交流をきっかけにココアたちとも関わるようになり、新シリーズのレギュラーメンバーとなる。
明るいブロンドのストレートロングヘアに、赤紫色の瞳。身長は151cmで、同年代のチマメ隊やフユとあまり変わらない。
以前は妹のナツメもロングヘアだった時期があり、その頃のエルとナツメは本当に瓜二つと言って良いほど容姿が似ていた。一応、エルはタレ目気味、ナツメはツリ目気味なので判別は可能。
これまで転校が多く、誰かと仲良くなってもすぐに別れがきてしまい辛くなるという背景があったため、学校では素の性格を出さずにクールなキャラを演じていた。もっとも、これまで近づいてきた子も自分たちではなく家柄を見ていたということもあったらしく、自分達の世界に他人を入れることを拒み、ナツメと2人きりの世界で完結させようとしていた。だが高校進学後は自分たちのありのままを受け入れてくれるマヤ・メグたちの姿勢に感化され、本来の性格を表に出すようになっていく。
そんなエルの本来の姿はというと、妹のナツメと比べるとお嬢様っぽいおしとやかな感じで、当年代のチマメ隊をさん付けで呼び、口調もお嬢様っぽい。…が、若干ポンコツな面が目立ち、普段はナツメにフォローしてもらうことが多い。そのため周囲からは妹と間違われることが多く、本人も姉らしく見られないことを結構気にしているが、ここぞという場面では社長令嬢らしい・姉らしい一面を見せることもある。
また温室育ちのお嬢様ということもあって庶民の感覚とはズレた面もあり、チノをお金を使って専属バリスタにしようと企てるなど、何でもお金で解決させようという傾向がある。
自分のことよりもまず妹のナツメを思いやる、深い姉妹愛の持ち主でもある。ナツメからは「エル」と呼ばれているのに対し、ナツメのことを「ナツメちゃん」と呼んでいる。ナツメと離れて一人で行動するときは、緊張しつつも好奇心のほうが勝っていた。ダンスが趣味らしく、メグに近いキャラ設定となっている。
ココアたちとは、都会へ向かう列車で初遭遇している。ココアたちが宿泊したホテルの隣のホテルに宿泊しており、スパのプールで再び遭遇。ナツメがマヤとメグにサウナ勝負を挑んだことをきっかけに交流するようになり、ダンス勝負で引き分けたメグからバッジを貰い、制服に付けて大事にしている。メグたちと出会った都会への旅行の日々は「一生の思い出」となった。このとき、リゼからはエル、マヤ、メグの4人で「豆苗隊」と命名される。高校で二度と会えないと思っていたマヤとメグと再会し、自分たちのありのままを受け入れてくれる彼女たちの姿勢に感化され、木組みの街での新生活に期待を膨らませる。
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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