痛タクシーとは (イタタクシーとは) [単語記事]

痛タクシーとは、痛車の一種で、広告宣伝を目的としない二次元キャラクターのラッピング等を施したタクシーのことである。主に宮城県の最南端にある白石市の某タクシー会社所有のタクシーのことを指す。

概要

タクシーのベース車両はトヨタ・コンフォート。元来は教習車でガソリンエンジン仕様をLPG 仕様に改造をしている。
この車両の担当者の趣味としてタクシーが痛車化をしている。

痛タクシーは、第一弾として2009年 5月～10月末に『戦国BASARA』に登場をする白石市がお膝元の武将・片倉小十郎のイラストを車体にデザインしていて、タクシーの車内にもBASARA グッズをちりばめていたほどの徹底したこだわりが評判を呼ぶ。

第二弾は、2009年 12月からはVOCALOIDの初音ミク、鏡音リン・レン、巡音ルカのステッカーを車体に貼り付けて実質的な痛車化をする。なお、VOCALOIDの著作権を持つクリプトン・フューチャー・メディアから「営業・広告・宣伝活動は無し」、「2010年 4月30日まで」の条件付きで許可をされたが、好評となったため期間が2010年 11月30日までの延長となった。VOCALOIDのグッズを車内に置いたり、ナンバーも途中で”3939”にする等のこだわりぶりである。2010年 11月14日付けのブログ・しっとマスク的こころ＠みんカラ版によると、クリプトン・フューチャー・メディアの好意により、2011年 11月末までの期間延長決定となった。

現在この痛タクシーは宮城県白石市内では、名物タクシーとして地元テレビ局にも取り上げられる程に定着をしている。
また、ネットニュースでも取り上げられて話題となった。