月夜(つきよ、つくよ)とは、月の出ている夜のことである。日本ではわびさび・風流な物として扱われている。
主に満月が出ている夜をさす。場合により、満月でなくとも三日月や月が明るく美しければ月夜と呼ぶこともある。
満月の光は相当明るく、ほかの光源がなくても新聞の見出しが判読できる程度になることもある。
また、満月が明るすぎるためにそのほかの星が見えにくくなり、満月だけが空に浮かんでいるという情景を作り出すこともある。実際には明るい恒星は月の光でもかき消せないため、この『空には満月だけ』という状態は肉眼ではほとんどありえないが、非常に絵になるため、絵画や写真などではよくモチーフにされる(写真の場合、肉眼と違って本当に月の光だけしか感光しないため月だけの写真が取れる)。海から昇る満月や山にかかった満月を見上げる構図はまさに月夜ならではのものである。
さらに、明るすぎる月の光で幻想的な風景が作り出されることになり、数々の伝説や創作作品の中で月夜はイベントが起こる夜として使われている。代表的なところでは狼男が狼に変身するのは満月の夜と相場が決まっており、ドラゴンボールの孫悟空も満月の夜に大猿に変身する。現実においてもサンゴの産卵は月夜に行われるなど、月夜は生物が活発に動き回る夜でもある。
また、日本は昔から「お月見」という習慣が存在し、月を見ることを特別視していた。
月夜は人名に使われることがある。
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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