月の光
ドビュッシーのベルガマスク組曲(フランス語でSuite bergamasque)の第3曲目に収録されている変ニ長調の曲。原題はClair de Lune。元々は上にあるように詩人ヴェルレーヌの詩を編曲した夜想曲であり、切ない曲調で纏められている。ベートーベンの月光と少々似ている(どっちかと言えば月光は雲掛かってる月って感じで、月の光は晴れてるお月様って感じの違い・・・か?)。ちなみにドビュッシー作曲の同名の歌曲がある。
ドビュッシーの曲の中で一番有名な曲の1つと言っても良く、独奏で使われることも多い。序盤と中盤の曲調が変化する辺り(27小節あたりから)、これは教会旋法の第七旋法のヒポミクソリディアンを用いている)が特に印象に残る曲で、iPodで聞いてたら眠ってしまう恐れあり(ry
因みにピアノのダンパーペダル(音を伸ばすアレ)の使い方にテクを要し、曲のテンポが頻繁に変わる曲で、さらに言えば演奏者によってもテンポ(Nicholas Yorkのアレンジだと27小節から速度が急激に速くなったり、Laura Sullivanアレンジだと曲調が全体でゆったりとした感じになったりなど)や曲調がガラリと変わってしまう。その点で好みや楽しみが変わってくる曲でもある。
なお、月の光は本来ピアノ曲であるが、オーケストラ調やヴァイオリンなど、色々なアレンジで演奏されている。有名曲名だけに、数多くの映像作品で使われることも多い。以下一例である。
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最終更新:2024/12/23(月) 05:00
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