守銭奴とは、以下のことを表す。
金を溜め込む事、金銭そのものにばかり執着し、必要な場合にすら金を出さない(出したがらない)人物のことを指す。吝嗇家、金の亡者とも呼ばれる。
いわゆる倹約家や、目的があって金銭を欲している人物とは区別される。ただし後者の場合でも、金銭が絡む事柄に対するその人物の態度が強烈であったり、行き過ぎたものである場合、他者からは守銭奴と評価されてしまう事もある。
様々な物語における定番の悪役であり、最初は貧乏だった主人公が最後には幸せになることが多いのに対し、守銭奴は大抵酷い目に遭っている。日本では『舌切り雀』や『瘤取り爺さん』などの話が有名である。
ただし、外国の作品ではまた違った扱いや解釈をされることも多い。ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』のスクルージは改悛が示唆されているし、シェイクスピアの名作『ヴェニスの商人』に登場するシャイロックは、単なる業突く張りの悪役というだけでなく、喜劇らしからぬどこか哀愁の漂う解釈が付けられる事が多い。
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最終更新:2024/12/26(木) 10:00
最終更新:2024/12/26(木) 09:00
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