吉良親貞とは (キラチカサダとは) [単語記事]

「吉良親貞」（きら・ちかさだ　1541 ～ 1576）とは、戦国時代の四国の覇者・長宗我部元親の弟であり、四国統一に貢献した家中随一の勇将。

子は「吉良親実」

概要

姫若子と呼ばれて将来を不安視されていた為に初陣が遅れに遅れた兄・長宗我部元親と共に初陣を飾り、姫若子を返上した兄と共に、四国統一への道が始まった。

剛毅で知略に富んでいた事から兄よりも期待をかけていた父・長宗我部国親が没すると、後を継いだ兄・長宗我部元親の命で吉良宣直の養子となって土佐七豪族に数えられる吉良家を継ぎ、蓮池城を謀略で、戸波城を力攻めで、久礼城を内応でと、兄・長宗我部元親に代わって総大将を務めて軍功を重ね、一条兼定を追放する等、土佐統一そして四国統一へと尽力する。

中村城代になってからも、一条兼定が再起を図って攻めてきた四万十川の戦いで、窮地の兄を救うために、吉良親貞が奮戦して敵を破る等の活躍を続けたが、四国統一もこれからと言う時に病を発して死去した。

吉良親貞の急死により打撃をうけた長宗我部家の四国統一は当初の予定よりも五年程遅れてしまい、豊臣秀吉の四国征伐の前に屈する事になった事から、吉良親貞が長生きしていたら四国平定を早々に完了し、豊臣秀吉の四国征伐もどうなっていたか解らなかったかもしれない。

※その他「吉良親貞」の詳細についてはWikipediaの該当記事参照の事。

補足

「信長の野望」（PC）シリーズにおける吉良親貞（長宗我部親貞）の能力一覧。

	軍事能力						内政能力
戦国群雄伝(S1)	戦闘			74			政治	47	魅力	88	野望	65
武将風雲録(S1)	戦闘			70			政治	51	魅力	57	野望	59	教養	52
覇王伝	采配	82	戦闘	77	智謀	56	政治	62			野望	59
天翔記	戦才	162(A)			智才	116(B)	政才	132(B)	魅力	78	野望	69
将星録	戦闘			82	智謀	69	政治	66
烈風伝	采配	74	戦闘	70	智謀	58	政治	59
嵐世記	采配	72			智謀	52	政治	51			野望	74
蒼天録	統率	73			知略	55	政治	50
天下創世	統率	72			知略	57	政治	46					教養	43
革新	統率	81	武勇	84	知略	64	政治	52
天道	統率	81	武勇	84	知略	64	政治	52
創造	統率	78	武勇	80	知略	64	政治	52