佐倉双葉とは (サクラフタバとは) [単語記事]

佐倉双葉とは、ゲーム「ペルソナ5」の登場人物である。

概要

本来ならば、高校一年生の年齢だが、母親である一色若葉と死別、その後の生活は悲惨なものであったという。
その状況を見かねた佐倉惣治郎が後見人になったが既に社会に絶望して進学を諦めていた。
結果、引きこもりのまま時間を浪費する毎日を送っている。

人間離れした計算能力と天才的なプログラミングスキルを持つ。
特にハッカーとしての才能は、アノニマスなハッカー集団「メジエド」の創始者だったほど。
世間を騒がす「心の怪盗団」を追って独自にハッキングを進めていった結果、
逆に自らが怪盗団のターゲットとなったことからネットの枠を超えた急展開が始まる。

引っ込み思案であるが、根は愉快な子。
SFが好きで、ネットスラングを多用する如何にもなオタク気質。
「ｻﾗﾀﾞﾊﾞｰ」をはじめとして某少年誌パロディが多く、腹筋に響いたプレイヤーも多いだろう。
また、同じく「内向的天才」という共通点からか喜多川祐介と気が合う模様。
中学生時代の経験からか極度にコミュニケーションが苦手である。
親しくなった後でも声量や話すタイミングが不安定なのはそのため。
また、泣き虫であり、感極まるとよく泣き出す。

主人公と比べて頭２つ分も背の低い低身長。
また、親代わりの佐倉惣治郎が主人公の下宿先の主人であることもあってか
両者のコープを進めて行くとさながら家族のような関係へと変わってゆくため、
血の繋がらない妹のような印象を受けるだろう。

怪盗時はサイバーチックな服装になる。コードネームは『ナビ』。
戦闘力はないがアナライズを中心としたオペレーション特化のペルソナを扱うため、
高度なセキュリティが施されたパレスの案内役となる。

諜報要員としても優秀で、今まで場当たり的な心の歪みである「オタカラ」探しが
彼女によってオシント（情報解析）やシギント（傍受）といった側面から攻められるようになった。

お前を否定するものは幻影。
心なき者共が施した呪い。
元よりお前は知っていた。
知っていながら怯えてきた。

そう…知ってた…でも私…！

言われた通りお前は死ぬのか？
お前はどちらに従う？
幻が吐く呪いの言葉か？お前自信の魂か？

私はもう…歪んだ上っ面なんかには騙されない…
他人の声にも、惑わされない…
自分の目と心を信じて、真実を見抜く！
お前なんてお母さんなわけない！
腐った大人が作ったニセモノだ！
絶対…絶対に…許すもんか！！

【契約】我は汝、汝は我。
禁断の叡智は開かれた。
いかなる謎も幻も、もはやお前を惑わせない。

戦闘後の味方メンバーの回復をメインとする後方支援役。
アナライズ能力があるのは過去のオペレーターと同じだが、一部は新島真のコープスキルである。
彼女のコープスキルの真価は一定確率でバフや回復などの支援を行ってくれること。
また、奇襲された場合、逆にホールドアップから戦闘スタートする「ポジションハック」の強力さは無二。
数少ない欠点としてはほとんどの機能がレベルではなくコープで発現すること。
双葉を強化するためにはダンジョンではなく日常パートの進行を優先すべきという点はやや型破りか。

ネクロノミコン
　数多の知識や技術が刻まれた魔道書の名前を冠した双葉のペルソナ。
　広く未確認飛行物体（UFO）と定義されるものに近しい姿形をしている。
　真に次ぐ搭乗型のペルソナであり、内部から触腕が伸びて双葉を格納する。
　初期ペルソナの「盗む」由来は、それら未確認飛行物体が家畜や人を”拉致”するオカルト説からか。
（ザ・ロイヤル限定）特性：はじける演算力　総攻撃のトドメを代わりに行うことがある。
　戦闘メンバーのHPが最大値の25%回復する。※控えまでは不明
　これによって、戦闘に参加しない双葉も総攻撃フィニッシュの画像が追加された。

プロメテウス
　双葉の超覚醒のペルソナ。神話に記されたトリックスター（秩序の破壊者）の一柱。
　幾何学模様が記された球型となっており、よりもっと正体がわからなくなっている。
　ギリシャ神話において主神ゼウスに背いて人類に火（文明）を与えた存在として有名。
　〔自動〕お宝スキミングを習得する。
※超覚醒の前に「ファイナルガード」もコープアビリティで会得する。

アル・アジフ（ザ・ロイヤル限定。ゲーム中では”アルアジフ”と表記）
　双葉の超覚醒・Rのペルソナ。
　特性が「底知れぬ演算力」に変わり、戦闘メンバーのHPが全回復する。
　〔自動〕究極サポートを習得する。