伊藤大海（野球）とは (イトウヒロミとは) [単語記事]

概要

北海道日本ハムファイターズ #17
伊藤大海
基本情報
国籍	日本
出身地	北海道茅部郡茅部町
生年月日	1997年 8月31日
身長体重	176cm 82kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2020年ドラフト 1位
経歴
駒澤大学附属苫小牧高等学校駒澤大学（中退）苫小牧駒澤大学北海道日本ハムファイターズ(2021年-)
国際大会
代表ﾁｰﾑ	日本
五輪	2021年
WBC	2023年
プロ野球選手テンプレート

小学校から野球を始め、中学校ではシニアに所属した。

駒澤大学附属苫小牧高等学校で1年秋からベンチ入りする。2年春には選抜大会に出場し、初戦の創成館高等学校戦で完封勝利を挙げた。3年春にはエースとなった。

駒澤大学に進学したが、10月に中退した。

苫小牧駒澤大学に再入学し、1年間の出場停止期間をトレーニングに充て、球速が154km/hに上昇した。2年春には6勝を挙げ8季ぶりの優勝に貢献した。その後は日米大学野球とハーレム大会の日本代表に選出された。4年秋には5季ぶりの優勝に貢献したが、コロナ禍で神宮大会は中止となった。

2021年は開幕を一軍で迎え、3月31日の埼玉西武ライオンズ戦でデビューし、6回1失点で勝敗は付かなかった。4月28日の福岡ソフトバンクホークス戦では6回無失点でプロ初勝利を挙げた。7月5日にはソフトバンクの千賀滉大と共に東京五輪の日本代表に追加招集された。3試合に登板し1勝を挙げ、日本の金メダル獲得に貢献した。1年目は23試合に先発登板し、10勝を挙げた。

2022年の開幕戦はBIGBOSSの方針で中継ぎで登板し、プロ初ホールドを記録した。その後は先発として登板を重ね、新人から2年連続で二桁勝利も達成したが、BIGBOSSは抑えを試したくなったことで9月26日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で抑えで登板し、プロ初セーブを挙げた。26試合の登板で10勝9敗1セーブ1ホールドだった。

2023年は第5回WBCの日本代表に選出され、中継ぎとして起用された。イタリア戦では大谷翔平の後を救援登板し、二死一・三塁のピンチをショートフライで切り抜けた。決勝のアメリカ合衆国戦でも6回に登板し三者凡退で切り抜け、世界一に貢献した。シーズンでは先発として登板。4月は結果を残せなかったが、5月2日の西武戦でシーズン初勝利を挙げて以降は復調。24試合の先発登板で7勝10敗だった。

2024年は有原航平と共に14勝を挙げて最多勝利のタイトル、勝率.737を記録し最高勝率のタイトルを獲得した。10月9日には第3回WBSCプレミア12の日本代表に選出されたが、右足関節捻挫で辞退した。

年度	代表	大会	登板	先発	勝利	敗戦	セーブ	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
2021年	日本	五輪	3	0	1	0	0	5.0	2	5	0	0	0.00
2023年	日本	WBC	3	0	0	0	0	2.1	0	3	0	0	0.00