九頭竜八一とは (クズリュウヤイチとは) [単語記事]

九頭竜八一とは、白鳥士郎による小説「りゅうおうのおしごと！」の主人公である。
担当声優はアニメ版、ドラマCD版共に内田雄馬

概要

本作の主人公で登場時点での年齢は16歳。2000年 8月1日生まれ。

6歳の頃から清滝鋼介九段の内弟子（住み込みの弟子）として生活をしていた。
同門であり姉弟子の空銀子と切磋琢磨しながら将棋を学び、中学生棋士としてプロ入り。
その後、竜王位を取得する。

関西将棋会館近くのアパートに住んでいたが、
後に雛鶴あいを内弟子に迎え、二人暮らしとなる。

女心に疎く、上記の空銀子や雛鶴あいからの愛情に気付いていない模様。

女子小学生を二人も弟子にとったことや、アパートでJS研が開かれていることからロリコンと疑われ、「ロリ王」の異名を持つ。
本人としては同門の清滝桂香に好意を抱いており、巨乳好きという説得力がない発言をしていた。
しかしのちに姉弟子であり幼馴染でもある銀子のことを意識するようになっていき……。

棋歴、棋風など

15歳2か月で４人目の中学生棋士としてプロ入り。
その後、16歳4か月で竜王位を獲得し、史上最年少タイトル保持者の記録を更新する。

初登場時は居飛車党で、後手番一手損角換わりを得意戦法とする。
持久力の高さを活かした粘り強い受け将棋が特徴。

竜王位獲得直後はスランプに陥り、１１連敗してしまうが、
弟子を取ったことをきっかけにスランプを脱出した。

ネタバレ

小説版5巻にて、八一は口論から銀子と少しギクシャクした関係になってしまっていたが、
6巻では彼女の私服姿に頭が真っ白になったり、微妙なすれ違いで落ち込んだりと、
徐々に八一は彼女を異性として強く意識するようになっていく。

その後、11巻で銀子と両想いであったことが判明し、以降恋人同士となる。
※12巻で銀子がプロ入りを決めた際、正式に八一の方から告白した。