リュードとは (リュードとは) [単語記事]

リュードとは、ゲーム「バテン・カイトス終わらない翼と失われた海」に登場するキャラクターである。

リュードのプロフィール

ゲーム内でのリュード

リュードはイベントと戦闘でのギャップやトンデモ発言、台詞からファンが多いとみられる。

笑顔のグラフィックがえなりかずきにソックリなことと、仲間になるキャラクターの中で唯一泣き顔の顔グラがあること。また、他の仲間は翼や魔法で空を飛べるが、リュードだけは飛べないくせに頑張ってることなどもネタにされている。

イベントでのリュード

名門貴族出身で一応エリートだったが、皇帝の下した非道な作戦に反発したため左遷される。結局、左遷された土地でも上司の命令に逆らって帝国を裏切り、反帝国側の主人公達と行動をともにする。こうした行動について、他の帝国軍人から「頭がおかしい」と言われただけでなく、主人公からも「要領が悪い」「長生きしない」と言われている。

また仲間になる時点で帝国に洗脳されており、主人公側に寝返ってすぐにまた帝国側に寝返る。洗脳はすぐに解け仲間に復帰するが、リュード本人は自分を責め精神的に参ってしまう。

すぐに寝返ってしまったことを気にしてか、重要アイテムが無くなり仲間内に疑いの目が向けられた時は自分から突然「僕じゃない！僕は絶対に盗ってなんかいない！」と叫びうろたえてしまう。仲間に誰も疑ってないと諭されるがあまり効果なし。

精神的に参っていることが多いが、発言は強気なものも目立つ。帝国の上司相手には「義によって立つ者を反逆者とは呼ばない！」と自信満々に言って対峙する。しかしやはり弱気なのか、兄姉から銃を向けられたときは「駄目だ、兄さん達には銃を向けられない！」と躊躇する迷走っぷりを見せる。

迷走が多いためか、主人公達のリュードへの対応もなかなかのものとなっている。出自不明の別の仲間を帝国の手の者ではないかと疑うものの主人公達はそれをスルーし、敵に捕まるイベントで一人だけ人生を諦めかけており、ヒロイン(年下)は「一人で歩ける？」と心配をし、リュード一人が幻に悩まされ「おまえに愛される資格はない」と言われたときは、涙を流し苦悩するが主人公達はどん引きしてしまう。

戦闘でのリュード

リュードは金管楽器の形をした銃で戦う。この銃は音衝銃と呼ばれ、名前の通り音の衝撃で攻撃するものだが、何故か光弾やレーザー、ホーミングビームを放つこともあり原理は不明である。珍しい形の銃のためかリュードの武器は手に入りにくいが、集めるのを苦労する割には攻撃力が低い。武器の名前は『ブリリアントホーン』などカタカナが多いが、最強武器だけ『光るラッパ』とまるで俗称のような名称が正式名称となっている。

ちなみに、リュードは銃を撃つとき「でるッ！」と叫んで発射する。

リュードの防具はピアスで性能も微妙。『ちょっとキザなピアス』は素早くアタックできるが打たれ弱いと説明文に書かれる始末。

また初期装備が逃走、鶏、花、ワイン、牛乳、カメラと突っ込み所満載な上に、仲間になった直後装備変更できないままボス戦のため逃走が無駄となる。

このようにリュードは装備に恵まれていないならまだしも、全能力値が低い。そのためアイテム頼りで戦闘に参加することが多く、装備欄が腐った肉やストーカーレターなど危険なもので埋め尽くされてしまう。

リュードの戦闘中の行動にはユニークなものが多い。カメラを使わせると「最高の自分を見せてください！」と叫んでシャッターを切る。こうして撮られた女性やモンスターの写真は店に売られ現金となる。

音衝銃で戦うのだが、必殺技ではレーザーやホーミングビームが何故か出る。さらには銃で殴りつけたり銃の推進力を利用してドロップキックをお見舞いする必殺技もある。ここまで来るともう銃にこだわる必要は無いと思ったのか、華奢な体で肉弾戦を決行する必殺技も存在する。

こうした必殺技を発動するときの台詞も突っ込みどころ満載で、「邪なる魂に聖なる一撃を！」と叫んで出す技は闇属性の連続攻撃。銃で敵をガンガンに殴り、最後は自分がよろける。「我が一撃に一片の迷い無し！」と叫んで出す技はドロップキック。空を飛ぶために銃の推進力を利用してドロップキックをする。イベントで迷走しているリュードが北斗の拳のラオウのような台詞を言ってしまう。