ラプラスの悪魔 単語

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ラプラスノアクマ

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ラプラスの悪魔(Laplace's demon)とは、フランス数学者であるピエールシモンラプラス(Pierre-Simon Laplace)の考案した概念上の存在である。

概要

名前の由来になったこのラプラスという男、数学者という肩書だけでなく「体力学概論」なる本を書いた文・物理学者でもあり、ナポレオンの下で短期間ながら大臣を務めたりと多才な人物であった。

さて、そんな彼ラプラスが提唱した考え方に「すべての現象は、これまでに起きたことに起因する」という「決定論」がある。この考え方に基づけば、「ある時刻の原子の位置と運動すべてを把握できれば、その後に起きる全ての現象を計算し予測できる」という、未来予知が可な全知の存在を想定することができる。

この存在についてラプラス自身は「知性」と呼んでいたが、後の学者たちによってラプラスの悪魔」と名付けられた。

現代では量子力学という考え方によりこの概念が否定されているが、「森羅万象を見通せる全知の存在」という中二病要素たっぷりのパワーワードに惹かれ作品に取り入れる創作者は後を絶たない。

関連用語(曖昧さ回避)

「ラプラスの魔」という表記ゆれもある(タグ検索exit_nicovideo)が、翻訳よりも下記のような創作物内で上記のラプラスの悪魔とは異なるものを表すために用いられることが多い。

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最終更新:2024/12/23(月) 19:00

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