ミライ小町 単語

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ミライ小町とは、株式会社バンダイナムコスタジオ(以下、BNS)/株式会社バンダイナムコ研究所(以下、BNR)のオリジナルキャラクター。また、同キャラクターを起用したVOCALOID4ライブラリの商品名である。

概要

ミライ小町は、(株)バンダイナムコスタジオゲーム開発技術や未来に向けた技術研究紹介するために生まれたオリジナルキャラクター。技術とともに世界中の人たちを笑顔にしたいと願う未来アイドルです。

オフィシャルサイトexitより

公式プロフィール
名前 ミライ小町
身長 162
誕生日 2月22日
好きな動物 ねこ
好きな食べ物 にんじん
Twitter @miraikomachi_prexit

BNS研究開発するインタラティブ(双方向)性の高い先端技術と受け取り側の人との間を取り持つらしさを持ったあと技術研究に権利関係考えずにあれこれ使える自社IP知的財産権キャラクター
BNSコーポレートカラーロゴからのイメージキャラクター衣装に使われており、2018年オレンジ2021年〜が水色2022年〜がマゼンダ・でまとめられている。

2016年、「BNS徴するキャラクターを」「技術研究素体から会社説明会のスライドまで幅広く活躍できるキャラクターを」創り出すことをして『ミライ小町プロジェクト』が始動。
数多くの自社IPキャラクターを送り出してきたBNSビジュアルアートチームに2Dやモデラー、ゲームタイトルプロジェクトの垣根をなくして依頼した結果40点の案が集まり、その中から2点を組み合わせたものが抜される。この時のデザイン画の片方に書かれたキャラクター(仮)が「ナム子」さんだったりするのはご嬌。もしそうなら苗字代かよ。
2018年、それまで技術研究の営業として展開していたプロジェクトに、別で進められていたサウンドチームオリジナルVOCAROIDプロジェクトが合流して一般に開。
BNSの営業広報、技術研究IPキャラクターとしてグッズ展開と活動していく。
2019年、BNRが設立されると自社内の技術研究企業広報にとどまらず外部との共同研究コラボレーションなどにも携わり、企業内外に活動範囲を広げている。

2023年3月28日に開かれたBNRの新しい研究ブランドELMIRAIVE”のカンファレンスにてこれまでのミライ小町(MIRAI)とは違うもう一人のミライ小町である衣装の『ミライ小町–イブ(IVE)』が正式にデビューした。
(その存在自体は先立つ3月13日16日にMIRAIアメリカDJしに行っている裏で沖縄で開催された言語処理学会第29回年次大会にて公式Twitterや会場で配られたステッカーで確認されていた。)

2023年4月14日新宿歌舞伎町に開業した『namco TOKYO』のMUSIC&PLAYLOUNGEASOBINOTES(アソビノオト)」にてAIDJの一人としてホストDJDEN-CHANと日替わりゲストパックマン太鼓の達人DJフア、電音部日高奈たちとともにフロアの盛り上げに一役かっている。

研究開発

研究開発素体として下記のプロジェクトなどに協力している。

BanaCAST

舞台コンサートなどでリアルタイム舞台上のCGキャラクターと演者をリンクさせるライブコンテンツ提供サービスBandaiNamco Character Streaming Technologyの略。
安定性と動きのクオリティに長けた学式モーションキャプチャを利用し、較的簡易な設営条件(カメラ最少14台、収録エリア最低2×5m+機器設営エリア2×3m、Unreal Engine 4もしくはUnity環境Viconの学式モーションキャプチャシステム、設営1.5時間+テスト1時間で設営運用可)で運用する。

CEATEC2018でのBNSによるカンファレンス「バンダイナムコスタジオによるキャラクターライブへの挑戦」[1]においてミライ小町を舞台上に登場させ参加者に質問したり曲に合わせてダンスを披露したりした。この時のや動きを演じたのは歌手声優・振付師・モーションアクターStylipSメンバー能登有沙

表情コミュニケーター [2](Furhat Robotics社と共同技術研究)

人と人との感情情報つなぎ関係を深める重要なコミュニケーション手段である『顔の表情』。
これに注して本来機質であるAIの演算結果(反応)に表情を持たせると、それを見た人はどんなコミュニケーション体験を得られるのかを追求した研究プロジェクト

BNRとミライ小町はバンダイナムコグループアニメゲームアトラクション施設なとで培ってきたエンターテイメントかわいい表現”を活かす形で協力している。

CEATEC2019でBNRが生み出した「The AI Gamer Q56(キューゴロー)」とともにバンダイナムコブースに登場し [3]、眼前の人の位置や動作に合わせて顔を向けたり微笑みかけてくれる様子は実際にの前にすると本当にらしくてたまらない(実物を見てやられた編集者

BanaDIVE™AX [4]

BNRが研究開発し、オリジナルIPプロジェクト電音部』にも導入される「ゲームAI3DキャラクターDJプレイや、xRとの連動演出、オーディエンスが決める選曲システムなどイベントを総合的に盛り上げるエンターテインメントシステムBanaDIVE™AX』」。

これの研究開発基盤である「リアルタイムCGキャラライブコンテンツ提供サービスBanaCAST』」からの発展研究開発AI化)にミライ小町は強いを与えている(後述)とともにDJプレイヤー開発素体として協力している。

2020年6月に開催されたASOBINOTES ONLINE FESに当システム活用する形でミライ小町が登場して、DJパフォーマンスで大いに盛り上げた[5]

ちなみに開発に至るきっかけは、

第1回の「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル」で「アソビストア」のブースでミライ小町が期間限定店長をする。

電音部』の統括プロデューサーでもある石田が『ASOBINOTES』の企画として「ミライ小町で、DJができませんか?」と提案。

DJミックスにあわせ、「BanaCAST」を使って収録したミライ小町がDJをしている映像を編集して一本の動画にして開。客の反応がすごく良い。

これを一緒に見ていた上研究所なんだし、このシステムAIで自動化してみたら?」

という流れ。

Pre-eating play [6](慶應義塾大学との共同研究)

食事をとる前にとった行動…Pre-eating playによって「食べる」という構造全体に「楽しさ」が加わり、結果として生活習慣や消費活動に変化が生じ新しいライフスタイルが生まれるかもしれない。そのための遊びを介したファブリケーション(製造、組み立て)を取り入れようという研究

バンダイが持つ「恐竜発掘チョコ」などの遊びながら食べるお菓子ノウハウとともに、BNRとミライ小町は食べる前のコミュニケーションとそのコミュニケーションを分析した相手の現在の感情に寄り添ったイラストフード3Dプリンタに印刷する部分で協力している。つまりメイド喫茶オムライスメッセージみたいな。

公式素材公開データ

プロジェクト内でつくられ公式素材は非商用に限り動画制作研究開発のアセット素材や観賞用として利用可であり公式webサイト開されている。音データ生声ではなく全てAI合成音声生成技術によるもの。
モデルデータ作成やダンスモーション作成にはアイドルマスターシリーズに関わったスタッフが参加している。

公式マンガ

公式サイトにてキャラクター紹介+4話が開されている。

バンダイナムコ研究所で働く22世紀からやってきたミライ小町の、研究所の所長である博士博士によって生み出されたロボットたち(Q-56、QC-RO、セリフ監督。すべてBNRが創り出した実在するロボット研究から)と繰り広げるドタバタショートストーリー続き…もっと続きを…

公式ソング

歌手活動として11曲がリリースされている。
ハイパーリンクられている曲はYoutubeMVが配信中。
IrodoruFutureは太鼓の達人プレイ

  1. MIRAIexit
    作詞作曲 / 佐藤貴文BNSI
  2. future beatexit
    作詞作曲 / ミフメイBNSI
  3. Future Melody -心から未来へ-exit
    作曲 / Takahiro Eguchi (SuperSweep)
    作詞 / Fumihisa Tanaka (SuperSweep)
  4. Future Wonderlandexit
    作詞作曲 / kors k(EDPM)
  5. Mirai Rolling Bass
    作詞作曲 / AJURIKA
  6. 同じかもね
    作詞作曲 / 岡田 祥(BNSI
  7. オーバーライド
    作詞作曲 / picco
  8. AROUND AROUND
    作詞作曲 / ESTi
  9. Irodoru♡Futureexit
    作詞作曲 / 小林伸嘉(BNSI)
  10. 未来色クリエイトexit
    作曲/Ray_Oh
    作詞/Matsuri Haruno
  11. #ズットモットショットexit
    作詞作曲 / 坪井 リヒト(BNSI)

音楽配信サイトからサブスク配信&DL販売中。

公式チャンネル

公式動画や、クリエイター動画パートナー企業とのコラボレーション動画紹介する場所として、Youtube公式チャンネルを開設している。

ミライ小町ちゃんネル【公式】exit

公式Twitter

BNSやBNRをとしたバンダイナムコグループ情報やミライ小町の最新動向を発信している。毎初めにはBNSビジュアルアートチームによって描かれた描き下ろしイラスト投稿される。

島根スサノオマジック

2019年からバンダイナムコメインスポンサーとなったBリーグチーム島根スサノオマジック」の応援キャラクターとして2020-2021年シーズンよりチームに参加。オフシャルアダンスチームAqua⭐︎Magic」と共にチアダンスを披露したり試合前のバスケットルール解説など積極的に活動している。

VOCALOID4

2018年5月24日ヤマハから発売された(ダウンロード版のみでパッケージ販売はい)。公式サイトによると、BNSサウンドチームが音収録から歌唱データベース制作まで全ての工程を担当、明るくクリアな歌が特徴という。音提供者は非開。

推奨音域はG2〜F4、推奨テンポは70〜200BPMハードディスク容量は400MB(ミライ小町のみの容量)となっている。

関連動画

ミライ小町によるカバー曲cl1さん)。右はオリジナル曲一号(シオコ / ヒャクブンノイチPさん)

関連コミュニティ

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *バンダイナムコが見せたキャラクターライブ技術「BanaCAST」とその裏側、能登有沙さんの実演も【CEDEC2018】ーmoguraVR Newsexit
  2. * ソーシャルロボットFurhat RobotーCreactexit
  3. * CEATEC2019バンダイナムコブースをご紹介!ーミライ小町公式サイトexit
  4. * BanaDIVE™AX(バナダイブ エーエックス) ~インタラクティブバーチャルパフォーマンスシステム~ーバンダイナムコ研究所exit
  5. * 世界初!BanaDIVE™ AXによるAIDJと人とのB2Bを披露!ーミライ小町公式サイトexit
  6. * Pre-eating play ー慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Future Craftsプロジェクトexit
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