ミニガンとは、アメリカのジェネラル・エレクトリック社が開発したガトリング銃(機関銃)である。
アメリカ軍などでは「M134」とも。
スペック | |
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製造 | アメリカ合衆国 ゼネラル・エレクトリック社 ディロン・エアロ社 |
全長 | 801.6mm |
銃身長 | 558.8mm |
重量 | 18,000g (18kg) 39,000g (39kg)[1] |
機構 | 電気回転ドライブ方式 |
口径・弾薬 | 7.62x51mm NATO弾 ベルト給弾 リンクレス給弾方式 |
空冷式の銃身を6本持つ電動式ガトリング銃である。ベトナム戦争の時代、ヘリコプターの自己防衛と火力支援を目的とした、信頼性と発射速度の高い機関銃として開発された。
ミニガンは7.62mm×51NATO弾を使用し、毎分2000~4000発という圧倒的発射レートを誇る。あまりにも発射レートが高すぎるため、発砲音は1発ずつ聞き分けることができず、曳光弾を発射した場合はまるでビームを発射しているように見えてしまう。現在のミニガンはヘリコプター以外にも車両や舟艇、三脚に搭載され、制圧射撃に使われている。
ちなみにミニガンは愛称であり、アメリカ陸軍ではM134、アメリカ空軍ではGAU-2B/A、アメリカ海軍ではGAU-17/Aが正式名称である。ミニガンの動画を見て「お前のようなミニがいるか!」とツッコミを入れたくなる人もいるかもしれないが、口径20mmのM61バルカンをダウンサイジングしたのがミニガンなので、ミニで正しいのである。言葉としては大砲と小銃の関係と同じだと思ってもらえれば良い。
なお、使用する弾薬を5.56mm×45に更に小さくしたXM214、通称マイクロガンが試作されたが、制式採用されることは無かった。
何かと派手な銃であるため、フィクションでも出番が多く(と、言うよりは出てくると印象として残ると言った方が正しいか?)、映画ではプレデターやターミネーター2、ゲームではCoDシリーズなどで登場している。
日本では本物を見る機会は当然ないが、先にあげたフィクションで目にする他、トイガンメーカーのCAWからエアガン(電動ガン)としてミニガンが発売されている。お値段310,000円。高え。
なお、登場する作品中において人間一人がミニガンを抱えて発砲しているシーンもあるが、実際のミニガンは、重量的にも反動的にも、人間一人で抱えて発砲するなど到底不可能なシロモノなので、良い子は真似しないように!
実際のミニガン
フィクションにおけるミニガン
エアガンとしてのミニガン
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最終更新:2024/12/23(月) 15:00
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