プアー・トムとは (プアートムとは) [単語記事]

プアー・トム（ぷあーとむ）とは、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第8部「ジョジョリオン」の登場人物である。

あなた・・・『覚悟して来てる人』・・・・・・　ですよね。
この記事を読むって事は、逆に最新話の「ネタバレ」を見せられるかもしれない

という危険を、常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね・・・

誰ぢゃろうとニコ百全ての「概要」には触れさせない

人間世界で違和感ある名前にも拘わらず他の岩人間と違ってプアー・トムの名前をそのまま使っている。年齢は57歳。職業は医師。TG 大学病院では産科・不妊治療専門担当。

東方定助達により仲間であるアーバン・ゲリラとそのペットのドレミファソラティ・ドが戻らないのを受け、東方常敏に連絡を取り自身のスタンドを埋める様に言った岩人間の男。

幼児体型ではあるが細かい多くの皺があるように年老いていると推測されている。上半身裸で刺青かボディペイントか何かで上半身に服と髪の様な柄が描かれている。腹側の腰にはポケットに入った懐中時計のような模様が、反対の背中側の腰付近には折りたたまれた新聞の柄が描かれている。

老人のような言葉遣いで、自身の事を「ワシ」、語尾によく「ぢゃ」と付ける。

本人は小さく沢山の皺があるが、なぜか女性にモテており彼女がいてさらに別の女に逆ナンされている。

自身の仲間達が植物鑑定人確保に失敗すると常敏に接触。新ロカカカを定助達に収穫させない為、自身のスタンドを東方邸の果樹園に埋める様に常敏に言う。（自分で埋めると東方家の人々まで巻き込まれると説明した。）

常敏が監視カメラのスイッチを切ったあとに指示通りプアー・トムのスタンドを東方家の果樹園に埋めたが、東方邸も含めた射程範囲で起動。常敏とつるぎ含む東方家と収穫のために潜んでいた定助・豆銑礼を苦しめる。

そのプアー・トムの真の目的は定助達だけでなく常敏も含めた東方家の全員を始末し、邪魔者がいなくなった後に時間をかけて新ロカカカを探すためであった。

東方家の人々が次々に倒れ常敏達が悪戦苦闘している中、自身は逆ナンした女の所で彼女をクンニ舐めていたが常敏に絶賛炎上中の東方家果樹園を見せられ仰天。急いで駆け付ける。スタンドを掘り起こし直接操作に切り替えて茂みの中で様子を見ていた時に、枝を回収しようとした豆銑礼に発見され豆銑達との戦闘に入る。さっきまで楽しんでいた彼女の部屋とサービスを思い出しつつも、豆銑のワイヤーで縛られ口に猛毒の1位イチイを摂取させられるが、自身に直接触れたワイヤーとナイフの鞘で挟んで出来た結界で豆銑を一気に加圧。豆銑を糸切れにして、勝利を確信し新ロカカカの枝を持って逃げようとする。それでも追ってくる定助が自身に向けてミルフィーユ状にしたしゃぼん玉を発射したのを警戒し、自身のスタンドによる加圧で牽制し、大金の入った財布を与えて諦めさせようとしたが、なお向かってくるしゃぼん玉に対して我慢出来ずスタンドを解除。しかしそのしゃぼん玉がブラフであったため加圧を解除された定助が自身に向けて走り出し、仲間が乗ってきているはずの救急車に向けて懸命に走り出したが、岩人間の仲間の攻撃により背後から撃たれ、涙を流しながらロカカカを手中に収めた言葉を最期にトドメを刺された。

プアー（可哀想な）トムと言うだけあって、可哀想な最期を迎えてしまった男である。

名前の元ネタは世界的なイギリスのロックバンド「Led Zeppelin(レッドツェッペリン)」のアルバム「CODA(コーダ)(最終楽章)」の楽曲「Poor Tom」より。

この「CODA」と「Poor Tom」の「TOM」という字が、それぞれ「プアー・トム」の体の襟元部分とネクタイ部分に描かれている。

ワシのスタンド名は「オゾン・ベイビー」　これは「枝」の周囲を…封鎖するスタンドぢゃ

オゾン・ベイビー: プアー・トムのスタンド能力。通常時はホワイトハウスのロゴブロックの形をしているが、起動時には二脚の車輪付き歩行器に七夕飾りのようなアクセサリーが付いたぶら下がる程長い手に逆三角形型の胴体で針が突き出た紙袋のような頭部が付いた人型スタンド像のイメージのもやが出る。; なぜか英語で綴れば「Ozone Baby」となるはずであるが「Ozone」の最後の「e」が取れた状態で綴りが頭部に書かれている。（基本的に）遠隔操作自動型。; 遠隔操作時はスタンドが土に埋まると、射程内の締め切った部屋などの閉じた空間・結界内の空気が徐々に加圧されていく。加圧された部屋の窓やドアが開放されると空気圧は通常時に戻っていき、再び閉じればまた加圧が始まる。加圧時はペットボトルの容器が潰れたり、耳痛がしたり目や鼻から血が出るが、かといって閉じた空間内から出ようとすると外の気圧差との違いにより減圧症に冒され血管が塞栓される。; 直接操作時には、スタンドに近づくほど加圧されて加圧のスピードが上がっていき、中心付近にいれば容易に体が潰れていく。逆に離れていれば気圧はゆっくり下がっていく。; スタンドのイメージのもやを攻撃してもダメージは一切入らない。どちらも射程距離は半径100m程。; 元から外にいるか、開放してある空間にいない限り、かなり殺傷性の高いスタンドであり、スタンドを掘り返したり本体に近づこうとすると相当な苦労が必要となる可能性が高いスタンドでもある。; 名前の元ネタは上記バンドの同アルバムの楽曲「Ozone Baby」より。