タヌキ(狸、たぬき)とは、食肉目イヌ科の動物である。英名はラクーンドッグ(ラクーン自体はアライグマ)。
体長50-70cm 尾長10-25cm 体重4-10kg
哺乳類の一種。生活環境は森林、人家近くの山など。食性は雑食で虫や魚などの小動物や木の実などを食する。
アライグマやアナグマと容貌が似ているため混同されることが多い。また、「ムジナ」という語は地域によってタヌキを指したりアナグマを指したりする。見分け方は身体の模様などで判別できる。
野生の狸を勝手に捕まえてペットにする事はできないので注意。(鳥獣保護法)
長崎県大村市にある長崎空港には野生の狸が港内に生息しており、荷物に潜りこむ・航空機によって轢死するものがいたりと職員の悩みの種になっている。(長崎空港では狸にエサを与えないよう注意を看板で呼び掛けている)その一方、グッズにはタヌキキューピーがあったりとタヌキとは複雑な関係である。
どこか滑稽なイメージを持った動物であり、やけに丸々太っていて腹つづみをポンポン鳴らしているイラストも多く描かれているが、実際のところは腹つづみもしないし、思いのほかスリムな体型である。イメージとしては冬毛のふさふさした様が太って見える事からと思われる。
日本では昔話にも多く登場し、「かちかち山」「分福茶釜」などが有名。キツネと同様、怪しげな術を使い人間を化かしたりする描写が多い。
たぬきを題材とした音楽としては「げんこつやまのたぬきさん」「証城寺の狸囃子」などがある。
実際のタヌキの陰嚢は小さいが、「金箔を作る際にタヌキの皮を使うと非常によく引き伸ばせる」→「タヌキの金玉はよく伸びる」という勘違いもしくはネタが江戸時代には既に広まっていて、タヌキの袋のでかい皮と戯れる的な浮世絵もある。
信楽焼のタヌキの置物は縁起物として有名。
タヌキの各部のデザインには縁起の意味が込められていて、玉袋はそのまま「金運」を表しており、上記のイメージから大きければ大きいほどいいというノリで仕上げられていったのだろう。
ちなみに信楽焼のタヌキの置物が作られだしたのは明治に入ってから(諸説あり)。
第二次大戦後、昭和天皇の巡幸の折に、信楽ではタヌキの置物を並べて歓待したところ大変喜ばれたという話が新聞で報じられ、そこから全国区に広がったと言われている。
掲示板
149 ななしのよっしん
2024/11/04(月) 02:02:10 ID: Mta/d3aVCM
タヌキの目の周囲や尻尾の模様の誤解はいつからあるんだろう?と思ったが、少なくとも1970年から開始している藤子(F)不二雄の「ポコニャン」がネーミングから露骨にタヌキ(&ネコ)モチーフなのに、目がアイマスク状に黒い顔で尻尾シマシマ。
アライグマとの混同はこれ以前からなんだろうなぁ・・・
150 ななしのよっしん
2024/11/25(月) 22:44:12 ID: EIQ4X+6MgN
>>145
ググったら想像以上にキツネで草
目元から斜め下に向けて広がる黒色が絶妙に太く見せてたんだろうな
151 ななしのよっしん
2024/12/20(金) 04:09:43 ID: qcHLnG5rcp
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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