ベストアンサー
人工授精をする前に感染症の検査は済まされているのでしょうか。 もしまだでしたら夫婦揃って感染症の検査があることもあります。 体外受精をすることについての夫婦そろっての面談、セミナーへの参加、オンラインセミナーの視聴等が入ることもあります。 以上二つをクリアして初めて体外受精がスタート。 私が通っている病院は①ホルモン調整周期、②採卵周期、③移植周期に分かれます。 ①ホルモン調整周期では、自然排卵は起こさずお薬で調整して生理を待つ。 ②採卵周期では、採卵に向けて自己注射をして卵胞を育て、いい大きさになったところで採卵をする。 ③移植周期では、準備が整ったら受精卵を移植する。 ①ホルモン補充周期はお薬もらったら生理が来るまで通院はないです。 ②採卵周期では、生理が来たら初日~5日目までに通院。 採卵のスケジュールをざっくり決めます。 お薬開始。 初めてであれば2~4日に1回は通院して卵胞の育成具合、お薬の量が合っているか、体調の変化等を観察します。毎回血液検査があります。 卵胞の大きさや数に合わせて採卵日の決定。 採卵日はもらえるならお休みをもらった方がいいです。 翌日も、体調不良を起こす場合があるので休めるなら休んでください。 当日中に○個採れました、と報告があります。 1週間くらいで凍結できた受精卵があったかどうかの報告、その後の体調についての診察があります。 OHSS等になる場合もありますので、あまり無理をせず過ごしてください。 生理は1週間~10日くらいで来ます。 受精卵の培養が進んで移植できるまで成長したなら移植を待ちますが、そうでない場合もあります。 採卵数が少ない、採卵はできたけど成長しなかった、等で移植できる卵がない場合には再度採卵になります。 ③移植周期では、生理が来たら初日~5日目までに通院。 採卵周期でそのまま新鮮胚移植をする病院もあります。 その場合は採卵後1週間くらいで移植します。 移植周期では自然な排卵に合わせて受精卵を移植する「自然周期」と 排卵は起こさずお薬で調整していいタイミングで移植する「ホルモン補充周期」があります。 自然周期の方が体に負担はかかりませんが、排卵日が病院のお休みや仕事の都合で通院できない日にかぶってしまうとその周期の移植はできないことになりますし、採卵後の次の生理が乱れることが多いので予定が立てづらいというデメリットがあります。 ホルモン補充周期では出されたお薬を服用して、5日~1週間に1回通院、ホルモンと内膜を確認して移植日を決定します。 移植は一瞬です。移植後の生活は普段通りでかまいません。 1週間後に着床の確認 さらに1週間後に胎嚢の確認 さらに1週間後に心拍の確認 さらに1週間後に成長の確認 …と約9週~10週目くらいまでは専門医で診察を行い、その後産院へと紹介されます。 着床してない場合には、すぐさま次の周期で移植を繰り返す場合もありますし、貯卵がない場合には採卵周期(もしくはホルモン調整周期)に戻る、 化学流産の場合には生理を待って、子宮内の様子を見てまた治療に戻るって感じですね。 「体外受精 プロセス」「体外受精 採卵~移植」「体外受精 流れ」等で検索すると病院側が分かりやすい図の資料をアップロードしていますよ。 ご自身でも再度お調べになられてみてもいいかもしれませんね。
この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう