福岡ダイエーホークスに1995年に在籍したケビン・ミッチェルと2001年に在籍したトニー・ミッチェルは兄弟ではなくいとこという間柄でした。 ケビンは乱闘こそ起こしませんでしたが、メジャーリーグの時代から素行の悪さでは知られていたものの、本塁打王獲得の実績もある、等で獲得に走った所、開幕戦の初打席でいきなり満塁本塁打を放つ、というド派手なデビューこそ飾ったものの、徐々にケガを口実に試合を欠場する様になったかと思ったら、早くも5月には無断帰国し、帳尻合わせに夏にチームに再合流したのも束の間、今度は2度目の無断帰国をしてそれっきりとなってしまいました。 トニーはトラブルメーカーという面はなかった様ですが、血の気の多さから乱闘になった事が一軍、二軍の試合で共にあった様で、こちらも1年で解雇となっています。 ケビンは、メジャーでの実績に対して日本での成績が伴わず、かつ素行が悪い、という事ではジョー・ペピトーンやマイク・グリーンウェルらと共に、今なお不良外国人の代名詞として語り継がれています。