質問者様のいう”キレ”の正体って何でしょうか?
緩急という言葉にたどり着いているので、
答えはシンプルかと。
つまり”キレ”の正体は、
最高速度と最低速度の落差です。
100キロで走っていて、唐突にストップ(0キロ)する。
※現実では、制動距離があるのであり得ませんが。
極端な例ですが、そういうことです。
車であればブレーキで止まります。
ですが、人間の体を動かしているのは何でしょうか。
そう、筋肉です。
なので回答の一つ目は筋力を向上させること。
筋力は最高速度の向上でもあり、それをストップするブレーキの強化でもあります。
ただ、この最高と最低速度の落差が大きければ大きいほどそれを実現する肉体への負荷が甚大になります。
なので、並行して2つ目の方法と合わせます。
それは駆け引きの経験値と知識を蓄えること。
どういうことか。
今回はオフェンスということなので、
自分が動いたら相手はどう動くのか、
クロスオーバーしたらどう足を運ぶのかなどなど。
この緩急もといキレというやつは、速度の落差のみによるものではなく、
それをどのタイミングに当てるかというところで効果が大きくなります。
相手のリズムを崩すといういい方もできるかもしれません。
決してすごく早いわけではないけど、いやなタイミングで加速するから足が一歩出遅れたりすることがあります。
バスケのような高速で動き回るスポーツであれば、
その一歩がどれだけ大きな意味を持つかは重々承知かと思います。
なので、ここについては1対1の経験を積むこと、
また、その中でよくDFを観察すること、
そして、自分がDFをしていてこのタイミングで来られたらいやだなと思うことなどを覚えておくこと。
そして、1度成功したらそれを繰り返し練習し、
自分の持ち技にしてしまいましょう。