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これが膵臓がんの5年生存率です。 膵臓がんの病期別5年相対生存率 (対象:2006~2008年に診断を受けた患者さん) 病期 症例数(件) 5年相対生存率(%) I 234 41.2 II 789 18.3 III 751 6.1 IV 1,941 1.4 全症例 3,820 9.2 9.2と厳しい数字になります。 しかし、これは2013にJASPAC 01に基づくガイドラインが設定される前の数字であり、この数字を今も使っている医者は古い医者ということになります。 膵臓がんの治療を大きく変えた有名な研究として「JASPAC 01」という試験が知られています。 JASPAC 01とは、手術後にS-1という抗がん剤を使うと、術後の5年生存率は40%であることを証明した研究です。これまで生存率が低いことが大きな課題であった膵臓がん治療において、この研究の発表は非常にインパクトのあるものでした。 この研究結果を受け、今では膵臓がん手術後の補助療法ではS-1単独による治療を行うことが、膵癌診療ガイドライン2013で推奨されています。 怪しい免疫治療のように完治を謳うことはできませんが、以前よりは劇的に改善されています。
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私も4年前に自分が胆嚢癌であった事が分かってから多くの膵臓癌ブロガーさんたちにストイックな糖質制限(ケトン食)を勧めるコメントを入れてきましたが、残念ながら現在もご存命なのはこの方だけです。 http://www.pan-can.tokyo/