ベストアンサー
企業の倒産とは要するに「借りた金を返すアテがなくなりました。今持ってる資産を全部渡すので、それで勘弁してください」ってことです。 アニメ会社の場合、過去作品の版権もこの「資産」に含まれます。なので版権が「アニメ会社に金を貸してただけ」のところに持っていかれてしまうんです。 版権を持っていった先がアニメ関係の会社とかノウハウがあるところなら「その版権でなんか新たに商売をしよう、そのためにもこの版権はおろそかには扱えないな」と大事にしてくれますが、そういう認識がないところに渡ってしまうといい加減な扱いでその後どうなったか分からなくなるんです。こうなるとその作品を誰かが商業利用しようとしても、「儲かったあとから版権者が出てきて全部持っていかれる」リスクを考えて手を出せなくなります。 つまりコンテンツとして死ぬんですよ。この状態になった作品を再び日の当たるところに出すには相当の手間とカネがかかります。
この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう
質問者からのお礼コメント
なるほど!ありがとうございました。
お礼日時:10/10 12:05