回答(3件)

人間の祖先は、樹上生活をしていた猿に近い動物だったからです。 草原で生活をする動物のように視野を広く確保するよりも、左右の目の視野を重ねて立体視を確保する方が、生存に有利だったのです。 枝から枝へ移動するとき、その距離感が明確でないと、落ちてしまうことになりますからね。 なので、左右の目の視野をできるだけ重ねる方に進化をした結果、両眼を外側に向けるという機能を持たなかったのです。 この機能は、樹上生活を追われて草原で生活するようになった状態でも有利に働きました。 樹上生活を追われた人間は、直立二足歩行を獲得しました。 その結果として、手が自由に使えるようになり、道具を使えるようになりました。 手が自由に使えるようになったことで、投げるという手段を獲得し、道具を使えるようなったことで、投げる威力の強化を獲得しました。 「遠距離攻撃」を獲得したということです。 人間は、道具を使うことで、最も遠距離攻撃が可能な動物なのです。 10m先の距離にいる対象物を攻撃できる動物は、ほとんどいません。 人間にとっては、それほど難しいことではありません。 やり投げの世界大会では、80mくらいでメダルを争います。10mなら、訓練をすれば成人していれば誰でも届きます。 この時、立体視を獲得していて距離感がつかめていることが、非常に有利になるのです。 投げ槍は、人間にとって強力な武器でした。多人数なら、象でも倒せたのです。 マンモスを絶滅に追い込む一因となるほどだったのです。 なので、この立体視を手離すことがなかったため、左右の目を外側に向ける機能を持たないのです。

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近くと見るときに筋肉が収縮して寄り目になっていで、たぶん筋肉が弛緩した通常状態が最大限外側を向いているんだと思います。ある程度以上遠くだと、どっちにしろよく見えないので離れ目にして焦点を合わせる必要がないんでしょうね。

うーん・・・ いい質問ですよね・・・ でも無意味に外転させても 外斜視になって 物が二重に見えちゃうだけなので そんな無駄なことはする必要も無いですよね・・・ これが 馬とかカメレオン なら 普通に180度反対方向に向いているので、 脳が順応出来ちゃっているって事でしょうか・・・ 人間もいつかはできるようになっちゃうかもですね!