ベストアンサー
自社の権利に固執しすぎてユーザ目線の開発が出来なかったことだと思います。 ウォークマンで屋外での音楽鑑賞スタイルを作り上げたソニーですが、ネットによる配信が立ち上がったとき、業界スタンダートの[mp3]フォーマットへの対応が極めて遅れました。mp3がコピープロテクトできず、著作権に配慮できなかったため、対応をためらったのだと思いますが、アップルはいち早くmp3に対応してポータブルオーディオ市場はiPod一色になりました。アップルも囲い込みが強い企業ですが、ユーザ体験の阻害は小さくなるように努力しています。 逆に、権利囲い込みが強いゲーム分野ではアップルは過去に大失敗しています。
この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう
その他の回答(4件)
そもそもAppleになろうとしてないと思います。今のソニーは世界最大の総合エンタメ企業です。 売上10兆円を超える大手でありながら、時代に合わせて注力する事業を柔軟に変えていけるフットワークの軽さ(スピーディな軌道修正)がソニーの最大の強さだと思います。 かつてライバルとされたパナソニックなんかは未だに構造改革の渦中にあり、軌道修正にどれだけ時間がかかっていることやら。 ソニーが過去に世界一だったテレビやAV機器も、中韓の猛追を察知すると惜しみなく注力を辞めて外注に投げ、浮いた技術力を電気自動車を始めとした新規事業に充てるなど、果敢なチャレンジ精神もソニーの強みです。 Appleとは強さの質も目指しているものも違うと思います。
そもそもSONYはAppleを目指してはいなかった。目指していたのは金融業で実際にそうなった。 逆に、ジョブズはプレゼンで「We want to be Sony!」とまで言ってソニーにラブコールを送っていた。そう、当時のAppleアップルは「SONYになりたがっていた」のです。 ジョブズは、「SONYの製品哲学・デザイン思想」に憧れていてApple社内にSONY風の経営指南書まで置いていたらしいです。 「SONYがAppleになれなかった」わけではなく、SONYを目指したAppleが、SONYに拒絶され、訴訟まで起こされたことでAppleになったのです。
ソニーがAppleになれなかった理由は、 スティーブ・ジョブズが居なかった、これに尽きると思います。 ジョブズ無きアップルに、ワクワクもドキドキも感じないです。 iPhone人気も、終わりが見えてきていると思います。 追いつけない理由は、分からないです。 ソニーの目指す先に、Appleがあるのかすら、分かりません。
ジョブスがいなかったから ちなみにジョブスの追求したシンプルさは日本の禅の文化に触れて着想したといいます。ある意味日本の持っていた良さをお株を奪われた形で、ソニーは後追いにしかなれなかったということです。