名簿式比例代表は、あらかじめ政党が候補者の名簿に順位をつけておいて、獲得議席数に応じて名簿順位の上位から当選者が決まる方法です。有権者は政党名でしか投票できず、衆議院選挙の比例代表で用いられているものです。 非拘束名簿式は立候補した政党が名簿を出すものの順位は決められておらず、有権者は政党名でも名簿登載者の個人名のどちらでも投票できます。 政党の獲得議席数に応じて当選者が決まりますが、個人名での得票数の多い順に当選者が決まる点で拘束名簿式とは異なります。 日本では参院選の比例代表で採用されています。（但し一部「優先枠」という例外あり）