鹿児島市と大分市の都市度を比較するには、以下の指標が参考になると思われます。 ・人口規模 鹿児島市の人口は約60万人、大分市の人口は約47万人と、鹿児島市の方が大きい都市です。 ・経済規模 鹿児島市の市内総生産は約2兆円、大分市は約1兆5千億円と、鹿児島市の経済規模が上回っています。 ・都市機能の集積 鹿児島市には県庁所在地としての行政機能や、大学、病院などの高次都市機能が集積しています。一方、大分市も県庁所在地ですが、都市機能の集積度は鹿児島市に及びません。 ・交通の利便性 鹿児島市は九州新幹線の起点駅があり、空港も市内に位置するなど交通の要衝となっています。大分市も空港はありますが、新幹線の駅は市外にあります。 以上の点から総合的に判断すると、人口規模、経済規模、都市機能の集積度、交通の利便性などで鹿児島市が上回っており、都市度は鹿児島市の方が高いと言えるでしょう。ただし、両市とも九州の主要都市であり、一概に都会か地方かを判断するのは難しいと思われます。