外資系企業は日本のプロ野球に参入できないのですか?
外資系企業は日本のプロ野球に参入できないのですか? GAFAや石油メジャーなどのような海外の巨大な企業が日本法人を作って参入することはできないのかと思いました。巨人やソフトバンクを遥かに上回る金満チームになり、各チームから優秀な選手を金銭トレードで集めてWBCの日本代表のチームを1つのチームに集めるということはできないのですか?昔、ペプシが参入しようとしたことがありましたが。黒い霧事件で経営が悪化した西鉄は撤退しようとしました。ロッテのオーナーの中村長芳は西鉄の売却先を探しました。見つかったのがペプシでした。ところが、東映が日本ハムに身売りするのを見たペプシは買収から撤退しました。仕方なく、中村長芳はロッテのオーナーを辞めて福岡野球を設立し、西鉄を買収することになりました。ロッテのフロントにいた坂井保之も福岡野球に移りました。太平洋クラブをスポンサーにして太平洋クラブライオンズとなりました。途中でスポンサーがクラウンガスライターに変わってクラウンライターライオンズになったものの、経営は一向に好転しませんでした。負債は10億円になり、いつ破綻してもおかしくない状態になりました。中村長芳は西武に引き継ぎを要請しました。西武は負債を肩代わりする条件として埼玉県に移ることを要求しました。中村長芳は承諾し、福岡野球は国土計画に売却され、西武ライオンズとなりました。坂井保之は西武に残りました。西武は最初は開幕から大型連敗するような弱いチームでしたが、セリーグのお荷物チームだったヤクルトを日本一にさせたことのある広岡達朗を監督にすると一気に強くなり、広岡達朗の就任1年目で日本一になり、それ以降は平成18年まで日本一9回、リーグ優勝15回、実に25年Aクラスと常勝チームになりました。