黒部ダムは黒部川沿いなので、大町市としては アルペンルートが閉鎖されて、観光資源を失う事による観光的な被災程度でしょう。 大町市の水没に直接的な被害をもたらすとすれば 「高瀬ダム」「七倉ダム」「大町ダム」の決壊だと思います。 ただ、高瀬ダムと七倉ダムは粘土層を中央にもつ巨大岩石を積み上げたロックフィル式ダム 大町ダムは、コンクリートの塊である重力式ダムで川底にその重さで設置されています。 黒部ダムのような薄作りで両側の岩盤で保持しているウィング式アーチダムとの単純比較は難しいと思いますが 高瀬川水系のダムは本体が崩壊しても水の抵抗に（崩壊後に天然ダム化）してくれないかな～と期待しています。 ダムの無い頃は、高瀬川もよく決壊して浸水被害をもたらしていたと言う事ですし 都市伝説的にもダムが壊れたら山岳博物館まで水が駆け上がるなんていわれているぐらいですし、 ダムの決壊がわかったら鷹狩山の展望台を目指すか北に逃げるしかないでしょうね。