ドラゴンボールは、使う毎に負のエネルギーが蓄積されてヒビが入り、その状態で願いを叶えようとすると、ドラゴンボールに集まった負のエネルギーから邪悪龍が現れますが、これは老界王神の 、ドラゴンボールは無闇に使ってはいけない、ドラゴンボールは自然の摂理に反するという設定を生かすために作られたのですか？ また、原作では、ドラゴンボールを使うに辺り、明確なデメリットについては明かされていなかったのはどうしてですか？

ドラゴンボールGTで描かれた「負のエネルギーが蓄積されて邪悪龍が現れる」という設定は、原作漫画には存在せず、GTのオリジナルストーリーとして作られたものです。 この設定が「老界王神のドラゴンボールは無闇に使ってはいけないという警告」を発展させたものかどうかは、公式に明言されていませんが、ストーリー的には関連性があると考えられます。原作の「神の領域に踏み込む危険性」という概念をより具体的な形で表現したと解釈できます。 原作漫画でドラゴンボールの明確なデメリットが描かれなかった理由としては： ・鳥山明先生の創作スタイルが「その場その場で展開を考える」タイプだったため、初期には長期的な弊害を設定していなかった可能性 ・物語の進行上、ドラゴンボールは「希望」の象徴として描かれており、否定的側面を強調する必要がなかった ・原作では「一年間使えなくなる」という制限のみで十分なバランスと考えられていた などが考えられます。GTでは新たな脅威として邪悪龍を登場させるために、この設定が追加されたと見ることができます。