櫻坂46の今回の選抜についてです。 前回2次完売だった谷口愛季さんと増本綺良さんが選抜から外れ、逆に3次完売だった遠藤理子さんと石森璃花さんが選抜入りしたことで、これまでのような「ミーグリ完売順での選抜」ではなくなった印象を受けましたが、どう思われますか? 私はもともとミーグリの完売順で選抜が決められるのには少し否定的だったので、今回の変化はポジティブに捉えています。というのも、ミーグリの完売速度はメンバー本人の努力だけではどうにかなるものではなく、ファンの金銭的・時間的な事情にも左右されるものだからです。そうした要因で序列が決まってしまうのは少し不公平に感じていました。今後は完売が遅めのメンバーにもチャンスが巡るのではないかと期待しています。 ただ一方で、今後の選抜基準がどうなるのかという疑問もあります。櫻坂は「パフォーマンスのグループ」と言われながら、必ずしもパフォーマンス重視の選抜になっているわけではなく、今回のようにミーグリ指標も薄れたとなると、何を基準に選んでいるのかが見えにくくなってしまった印象です。 実際にこれまでの選抜は完売の早いメンバーが起用される傾向もあったのは確かです。ミーグリは客観的なデータでかつファンにとっても分かりやすい指標だったため、ミーグリが選抜における重要な指標だと考えていたファンも多いはずですし、推しの選抜入りを願ってミーグリをたくさん購入してきた人も少なくないでしょう。 運営が明言はしていなくても、暗黙的にそうした構図を利用してファンの購買意欲を高めていた部分はあったと思います。 そう考えると、特に谷口愛季さんと増本綺良さんの選抜落ちは気の毒に感じます。