いつか、この以下のような覚え方をtryしてみることをお勧めします。
私の場合、覚えるべき単語がだんだんと長くなってきて、何度繰り返しても覚えられない、と言うような状態に陥りました。調べてみると、長い単語というのは、語源的に分割できるらしい、と知りました。その経験をお伝えします。効率は悪いかもしれませんが、一度理解すると記憶に強く残ります。忘れても思い出せる場合も多いです。長い目で見ると、効率はいいかもしれません。
例えば、com-pressは「一緒に、強く、押す→圧縮する」です。im-pressは「粘土みたいな物に対して、その中に押し込む→印象づける」です。de-pressは「下に押す→落胆させる」です。このような仕組みをいちいち確認していたら、はかどらないかもしれません。
が、しかし、たまに一つくらい、ネットでしらべて、motivationを高めるといいのではないでしょうか。以下は、気分転換に眺めてください。
最近の辞書は、学習辞典でも、けっこう語源が書いてあります。それを利用する覚え方をお勧めします。すべての単語とすると、余裕もないでしょうから、覚えにくい単語の場合に、語源を利用するとか、自分の判断でいいと思います。
効果はあります。 ⦿individualなら、in(できない)+dividual(分けることができる)→個人、個人の」という意味になります (divide「分ける」と同語源)。 また、 importantのportは、「ポータブル」のport「運ぶ」です。語源分割暗記法の優れているところは、一つを覚えると、他の単語との関連も描ける、という点です。 importなら、「中に」+port「運ぶ」→運び入れる→輸入する。exportなら、ex「外に」+port「運ぶ」→運び出す→輸出する。
また、語源分割暗記法で、大切なことは、ある程度語源を見たら、「自分では話を作ってもいい」ということです。imは「中に」+port「運ぶ」+ant「できる」→「重要な」。ですが、「頭の中にport(運び)入れたくなるような、運び入れるべき」というように、自分なりにイメージを膨らませていいと思います。
さらに、語源分割暗記法の優れた点は、単語が長くなればなるほど、威力を発揮することです。たとえば、centipedeの場合、centiは「百の(centuryと同語源)」+pede「脚」→ムカデ(百足)。pedeはpedal「ペダル(踏むものと同語源)」、pedestrian「脚でst(reet)〈通り〉を行く人→歩行者」など、関連語が出てきて、広がっていきます。
最後に、学習辞典に語源が載ってない場合は、携帯に単語を英語で入力し、スペースをいれて、語源と入力してください。複数のサイトで、語源を説明してくれます。
よく、声に出してみよう、とかとにかく、繰り返しだ、とか言われますが、単語が長くなったら、そんな「根性論」では無理と思います。provision「提供、備え(proは前もって)とvision「視力、視野、先見性、理想像(vis-は見ること、ラテン語系)」をご存じなら、improvisationは楽に覚えれられます。
im-(ないこと)+pro(前もって)+vis(見る)⁺sation(こと)→「前もって見ることをしないこと→即興演奏(例えば、ジャズ関連の用語)」。improvisationを覚えれば、次の関連語も身近に感じることができます。
provision/provide/vision/view/viewing/viewpoint/visual/visit(会うとは人を見ること)/television(tele-は「離れて」。
無理強いはしません。その方の学習の進み具合で、この方法が合う方も、合わない方もいらっしゃるでしょうから。いつかお試しください。