相続対象から外すための個人財団設立と思います。 所有の絵画は査定する必要はありません、財団の所有にするには購入時の支払い価格が資産として計上できます、これは国税庁の通達にあります。 絵画や美術品以外の所有の不動産や預金も資産として計上出来ます。 いずれにしてもいったん財団資産として計上すると二度とお父上様のものでなくなり自由に使うことは出来なくなりますよ。 個人財団の運営は営利目的財団にするのでしたら絵画美術館として一般公開して入場料が利益として運営資金にできます、それで足りない場合はお父上様の計上した預金額で運営していくしかありません。それも底をつき運営不能となり閉館となれば残された財団の絵画はすべて国庫に帰属することになります。